草冠

今読んでいる本の中の主人公は蕗子さんという所謂オールドミスである。実は路子と名付け役所に届けたのが昔の事とて用紙のシミが草冠に間違えられて「蕗子」となったという顛末。私の田舎は訛っているから「トシコ」が「トスコ」になったり「シズコ」が「スヅコ」になったエピソードはあるある。さて蕗子さんは面白いい!職場の友達からもらったお土産を「天使の蛤」と聴き、開けてみると「天津甘栗」なのである。笑いだしてしまい本で顔を覆って隠れても体が揺れた。本に泣かされる事はあるが笑わされる事は珍しい。私の選ぶ本だもの。さて昨日は馴染みの骨董屋さんのオジサンが67才だと云うのに髪は黒々艶々でそれを心から褒めつつ値切り倒して好いものを買った。満足至極だ。考えてみれば私ってすごいかもしれない。値切って安くなるのは仕入れが安い証拠なのだ。私は材料費しか取らない良心的な作り手だなどと自画自賛!!これでいいのだ。バカボンのパパだ。なんだか支離滅裂だわ。携帯って入力が超面倒だ!親指の腹が平らになってしまう。早くパソコンが退院してくれるといいな。付き添うことも出来なくてもどかしい事この上ない。草冠の蕗子さん、亡母も草冠に秋の萩子、花冠だ。美しい名前ね。