2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「 俺はフツーだ 」

土日は致し方なく二人で歩く いつも御一緒でいいですわねなどと御近所さんに言われる 幸せなのだわ 夫は歩きながらあちこち指さしては あれはこーだ これはこーだと 饒舌な人だ いちいちその方を見ていては目眩がしてきて疲れるので 返事ばかり はい はい そ…

北鎌倉の景色

秋明菊が咲いた 可愛い顔したランタナがまだ咲いている ザクロ 甘いから蟻が 上りと下りの電車 撮ろうとのりだしては頭をぶつけそう電車に ホームから 小さな切通し すると趣深い御屋敷が・・・ 門扉の前に彼岸花がちょっとしおれて ほんの短い秋になるだろ…

だれも知らない小さな国へのいざない

佐藤さとるさんの物語にまたであいました 子供時代にとりこになっていたコロボックルのお話の作者の練られた本 「天狗童子」です これはもう日本史の好きな方は大喜びでしょう 物語の時代は十六世紀初頭の関東 戦国ファンタジーです からす天狗がとびまわっ…

岸田今日子さん

永六輔さんの「お話供養」 クリックしてください 以前に「黛敏郎さん」のお話供養をアップしたけれど このたびは岸田今日子さん 私の思い出としては「大奥」の春日の局だったかな・?・・・ いや 語り手だったかしら 定かでない そしてムーミンの声が印象的 …

夫のこと

昨夜 大川栄策さんが「さざんかの宿」を情感たっぷりに歌っていた 何万回歌っても飽きないのだそうだ 歌手だものね ♪ 愛しても 愛しても あぁ〜ひとの妻ぁ〜 ♪ ねえ ひとの奥さん好きになったことある?っと夫に訊くと 「いや まだない」 とのたもうた 人間…

円覚寺 境内にて

赤い帽子の異人さんが空を見上げておりました 私は赤い靴を履きそれを見つめておりました みほとけのうつらまなこにいにしえのやまとくにばらかすみてあるらし 会津八一の歌を思い出し口ずさみして しばしぼんやりとおりました 日が射せば暖かく日陰れば肌寒…

猫 猫 猫

何を愁うるコバ シルエットになって みけ 虫が来たの? お喋り リリリーン 思いだされて慕わしい りぼん 愛しいものたちよ 何かを思っているように見つめ姿し 鳴き声をたてる猫達にも秋が来て 温かなところをえらんで居るようになった日向にまぶしげに 布団…

ちょっと・ショート ⑧  夢

夫を座卓にしばり付け 動き出さぬよう座卓ごと大型冷蔵庫にはりつけた そうでもしなければ いつまでたっても片がつかぬと思ったからだ どんな力が出てそのような荒事が出来たのかは解らないが 気がつくとその有り様だった そして妻は覚悟していた 火を放つ算…

最近読んだ本

熊谷達也という作家の本は初めて出会いぐんぐん惹きこまれ一気に読んだ 1958年仙台市生まれ これは直木賞山本周五郎賞ダブル受賞で解説で田辺聖子氏が絶賛している 伝統のマタギの生業を描いて秀逸だと一読者として感動した 佐野洋子さんの本はすべて読…

鎌倉 とぎ屋さん

由比ヶ浜通りのとぎ屋さん ガラス越しに日本刀も見える 鹿の角の刀台に据え置かれている 入ってみたいがいつも眺めて取り過ぎるばかり この店は菊一伊助商店 明治36年横浜で開業 鎌倉に移って100年の歴史の老舗だという 刀入れもしているそうだからもっ…

蓼食う虫も好きゞ

山野草が好きだ (タデ120円)と売っていたので 「これは多年草ですよね?」と訊くと「宿根です」と 「タデ食う虫も好きゞのタデですか?」と尚訊ねると 「それはわかりません」と言う レッドドラゴンとカタカナも書いてあるから赤い方かなと買った 12…

ポリアンナ物語など・・・

ほんとうは私 このような話題を書く質ではないのだけれど なんだかたまにはいいかという気になってアップすることにした昨夜夫が帰宅するや「ポリアンナってどんな病気だ?」と言う ポリアンナという女の子の名前は知っているけれど(少女パレアナ) 病気って…

夏の置きみやげ

フウセンカズラの種と朝顔の種 フウセンカズラ 真っ黒真ん丸に白いハート♡ 朝顔はニコニコさん&堪忍さんの藍染絞りのような 花に一目惚れしてお願いして頂いた どうもありがとうございます 来夏に咲かせてきっとアップしますね 今朝は空気がひんやりしてい…

お祭り

今鎌倉は鶴岡八幡宮の例大祭で賑わっている 人も車も大混雑 実にいいことだなぁと思う 路が渋滞しているらしくバスもなかなか来ないのでキョロキョロ おおっ! 車のナンバーにご注目 クリックしてください。 「1192つくろう鎌倉幕府」ではないか バスの…

結婚記念日だった

主人公は妹の夫を斬るという命を受けて兄弟同様に育った下男を伴い その地に赴く 遠く歩きながらこの道を妹夫婦が歩いた事を思う 友人でもあった脱藩者と最期の試合をして手を合わせたところに 妹が帰宅し兄に刀を振るう 兄と共に学んだ剣術であるが所詮は女…

お連れした神様

郡山の神棚は大きな神様も一緒に神社にお願いして納めていただいたが 小さな神様をここにお連れした 大黒さまと布袋さま 寛永父久と寛永通宝が入っていた 福丑 頭の上に大黒さまが・・・ 伊勢志摩にこれと同様のものがあると知った 頭をなでると良い事がある…

時代

鎌倉建長寺前のバス停から男子高校生が5人乗りこんできた プライオリティーシートに小柄なご老人が座っておられたのだが 彼らは遠慮なしに囲むように3人が座り 右側に2人が座り たった5人なのに 1クラス分の大騒ぎだ 何を言っているのか聴き取れない彼…

心模様

私達夫婦の心を満たし育てた本の棚 義父母の時を刻み続けた時計の跡 明るい公園林 森林公園の階段 義父の庭のムクゲ あちらこちらに父母の姿が見える 私達の小さかった息子の声もして 思いを深くする それらを残らずかき集めて心にしまう ちょっと出かけるよ…

故郷を離るる歌

懐かしい歌を口ずさんでいる とても古い歌でご存知の方は松風さん、hoshiさんかしら…歌詞を書いてみよう。 「園の小百合 撫子 垣根の千草 今日は汝を眺むる終わりの日なり 思えば涙 膝をひたす さらば故郷 さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば」 夫はしきりに…

遥かな友と

昨日はブログの友人Aさんとその息子さんYクンが遊びに来てくれ、ほんのひと時、楽しいブログ談義に花を咲かせた。ずっと以前からの知り合いのような、そして、これからも末永く良き友となる…ハンドルネームが飛び交って、あーだこーだと話しは尽きない。なん…

語り合う

真っ暗な外は秋の虫の音が満ちていた。 ラジオドラマ浅田次郎の作品が西田としゆきと竹下景子の二人の配役で放送されていた ささやかな夕餉に耳傾けるような聴いていないようなひと時 なんと久しぶりに語り合ったろう 夫の悲しみ 虚しさ 弱さ 怒り 希望… 私…

毎日歩く道から

毎日わたる小さな橋から 露 毎日わたる橋なのに立ち止まって音する流れに見入ります 花にとまる小さな蛾 草の露 みな 「いとをかし」の世界です 本日から郡山に行ってきます三日間携帯からのアップになります では 行ってまいります。 ・

「 旅愁 」

昨夜テレビで由紀さおりさん姉妹が歌っていた ふけゆく秋の夜 旅の空の わびしき思いに一人悩む 恋しや故郷 懐かし父母 夢路にたどるは 郷の家路 更けゆく秋の夜 旅の空の わびしき思いに一人悩む 窓打つ嵐に夢もやぶれ 遥けき彼方に心まよう 恋しや故郷 懐…

許さじの心について

25年以上前になりましょうか 私は物作りが好きですから その方面の本をよく読んでいました 私はいつまでたってもホビーで手すさびですが 手技を伝承していく方の考えや見方には実に学ぶべきものがありました ちょっと書き抜いて見ましょう 許さないと人に…

チョコレート色

確かに秋が来ていて強い日射しの隙間をひんやりとした風が吹き抜ける チョコレート色の植物が目に付いた 他所様の軒先で 花屋さんで 空き地で・・・ そして なんと可憐な髪の昔乙女よ 「 そのこ二十歳櫛に流るる黒髪のおごりの春のうつくしきかな 」 与謝野…

みけの夢

猫は夢をみる 寝言を言いながら起きてくるからわかる 本を読んでいるとベットの下で寝ていた みけが急に にゃんにゃんにゃん にゃんにゃんにゃん にゃ〜んにゃ〜ん・・・と 「どうしたの? みけちゃん こわい夢をみたの?」 りぼんお姉ちゃんの夢をみたのか…

バスを待ちつつ

ショッピングカートずらりと・・・ バス停は日陰がなくてカンカン照りなので 三分前まで 駅前のストアのエスカレーター前のベンチでつらつらものを思う 沖縄の娘は忙しい時を過ごしてがっくりきてはいまいか・・・ 父上は妻に先立たれ空白の埋めようもないだ…

大船観音

土日と実に曇りがちとなり雨もザンザンと局地的に降って ほんとうにご褒美のようなひんやり感だった 大船駅ホームから「大船観音」が見えた こうして見たのもなんだか初めてだったほど・・・ 義母が逝ってからなかなか横浜にも出かけなかったので 久しぶりだ…

ピロリ菌

胃カメラはバリウムを飲むより楽だからと夫がすすめるので じゃぁ・・・と 人間ドックで初めての経験 楽だとはいえググっと苦しくて左を下にした目から涙が出た 画面に映る我が胃の中はサーモンピンクで「あ〜らきれい」 ピロリ菌の有無の検査も頼んだのでそ…

北鎌倉 オチャブキ様

あぁ そういえばほんのわずかの時を惜しむために この路地をはしょってバス道路に出てしまっていたのだったっけ ほんとに久しぶりに1分ほどの遠回り 変わってないね そのままだ 路地入り口 子供が遊び忘れたボールがぽつんと 鎌倉女学園のお茶室 あぁ 涼し…