2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

帰り来て・・・

帰り来て花の吹雪に見舞われて ゑぽむ ちょっとだけ見立て 欠けた湯飲みや古くなったカップ 自分で焼いた器 なんといい景色よと 自画自賛だ 植木鉢よりいいじゃないか 楽しい事よ 底には難儀して穴をうがっている それも嬉し 今だけ使う桜の漆塗り皿 可愛い…

ホッと安心

息子の妻の手術は無事に終わって安心した 何もしないのに疲れちゃって帰りの飛行機では気が付くと ガクンと着陸の振動が伝わってきたのだった 夢のようにフライトアテンダントの方に 「お具合がお悪いのではありませんか?」と声がけされ いいえいいえと眠っ…

長い一日

遥か昔に私が小さな手術をした時も同じだったのだろうか、母は傍にいてくれたな。だから私も同じ思いでいたのかな。大丈夫だよ、と娘と自分に言い聞かせる。でも息子の不安には硬いバリアがあって触れられないのが切なかった。沖縄時間というのだろうか、二…

那覇に来た

鎌倉を出る時は冷たい雨で、タイツにズボンをはき重ねが着いた途端に上着を二枚脱ぎ捨てた 暑い!!! なんてこったい!日本は長い。今日は手術のお嫁チャンは元気いっぱい!いっぱい話した さまざま。太郎は十分に夫の役目をこなしている。我が夫に分配してほ…

一週間の成果

パソコン不在で手がはかどりました 創った!!! もういらないからあげるわ 利用させて頂いた どうしていらないのかなあ・・・と首を傾げる 象牙の欠けたもの そのまま研磨してペンダント チェコの美しいボタンは勲章のように仕立てた 中央のクリスタルは北…

花三昧

幾チューブ絞り出したる紅さかな ゑぽむ 春ま昼かくもさやけき色にあふ ゑぽむ 静かなり花浮かべたる水ごころ ゑぽむ デジカメに撮りためて俳句もどきも作りためていた 季節が移ろわぬうちに・・・春はあっという間に姿をかえる 気が急いてならなかった たっ…

ピンクのパソコン「ももこ」が帰ってきた

残り花たれ振り向かぬ時をみる ゑぽむ 幾星霜ありしきこえし春深み ゑぽむ 何という名前だったかおぬし誰 ゑぽむ 小六と中三だった愛してた ゑぽむ パソコンのお留守番 一週間 パソコンが入院して淋しいこと手持無沙汰なこと・・・・ やっとやっと帰ってきて…

開かずの踏切

悪名高きでもなく、ただただ諦めの小田急線の開かずの踏切が地下工事が完成したとニュースで伝えていた。なにしろ60分の内50分はカンカンと遮断機が下りていたというのだから呆れるやら気の毒やら。家の近くの権兵衛踏切だって5分足らず待つことがあるとゲン…

オシツオサレツという動物

これは井伏鱒二によって訳された双頭の動物のこと。本の中で出自を語る。「アビシニア種の小カモシカと、アジア種のカモシカが母方の親類でございます。また、父の曾祖父は一角獣の者でございました。」「ドリトル先生アフリカ行き」岩波・360度の視野を保証…

一罰百戒

米軍のエリートが女子大生の色香に迷ってか核の秘密を漏洩したと云う。漏らした事が悪いのか?それは悪い。しかしそのような秘密があることが問題なんじゃないかな。一般人が悉く知らぬ事が福島事件であからさまになったではないか。そのようなすり替え報道…

桜の下には

「桜の下には死体が埋まっている、これは信じていいことなんだよ。だってこんなにも美しく花が咲くなんて信じられないことじゃないか」梶井基次郎だったと思う…彼は確か大阪の生まれで「檸檬」「城のある町」など繊細で透明な作品を書き31才の若さで亡くなっ…

三月二十日義父の命日

去年の今日、午後四時半、義父は大好きなお風呂で亡くなった。また来るね、おじいちゃん元気でね!と家を出て六時間後の事だったのだ。私たちがいたとしても、やはり義父が逝くことは避けられなかったと知ったが「ごめんなさいね、おじいちゃん」と何度も呟…

草冠

今読んでいる本の中の主人公は蕗子さんという所謂オールドミスである。実は路子と名付け役所に届けたのが昔の事とて用紙のシミが草冠に間違えられて「蕗子」となったという顛末。私の田舎は訛っているから「トシコ」が「トスコ」になったり「シズコ」が「ス…

できない事

私はできないことが山のようにある。人には実に簡単な事だろう。自慢してみる。一つ、ゴム風船を膨らますことができない。肺活量の問題ではなく、ただ怖い!小さかった息子にせがまれても、無理な相談だったから何時帰るともしれぬ「お父さんを待ってようね…

真っ暗な朝

身の程知らずなこと、らしくない事を書いたらパソコンが意識不明になった。脈も呼吸もあるが呼んでも返事がない。機械オタクの夫も首を傾げているのでかかりつけの医院に連れていくがEPOMのほうが患者とまちがわれるかもしれない。改行もままならない携帯電…

政治の話

テレビの中継 PTA交渉参加の決定を受けて 間部総理大臣に記者からの質問があった 私はずいぶんと物知らずであり 特に政治、スポーツ、理数系音痴が自慢になるほどだが 日本語だけは解る だからこそである! 間部さんの答えはいかんと思う 遺憾と感じる 何故…

ちょっと・ショート ⑫ 夢jya

子供の頃からむやみにめったやたらに本を読みつつ成人し そして老齢期に近づいてくると・・・いや 真っただ中か?・・・ 人生が物語なのか事実なのか混同しないまでも作り話にしてみたくなる 誰でももれなく思春期に陥るファミリーロマンスのようなもの 「私…

ドコモ茸がいっぱい

ドコモ茸毒も薬も無くかかり ゑぽむ 仰ぎ見よ父は働く我が気まま ゑぽむ ゆくゆくは一緒と見ゆる夫婦かな ゑぽむ ドコモの帽子をかぶった一家が出てくるコマーシャルがあります ヘンテコだことと思いながら見ています 人間ユルキャラです 御近所に庭木にどん…

好きだなぁ

好きだなぁ訪ねてピンポンひさかたの ゑぽむ 乙女子の文読む背中芽吹き見つ ゑ これはねぇ車が貴金属の名残り ゑぽむ ・景色も好きだけれど物にも思い入れがある 洗濯物のこの干し方 お母さんに会って見たいと思えてならぬ 蛇足だが「ひさかたの」は光につく…

私が私であるという事

住民票と戸籍謄本をとりに市役所に行った 私は亡母の言いつけで運転免許はない だから顔写真入りの証明書はパスポートだけである 10年前のじゃしょうがない・・・保険証でいいはず 住民票は「あとでお聞きすることがありますのでお待ちください」と 名前を…

三月十一日

三月の歌 武満徹・作曲 谷川俊太郎・詩 夥しい人々が恐怖に逃げまどい 真っ黒な海にのみこまれ 愛しい人を 頼りにする人を 宝の子供を 生きる希望を失いました 二度と住めない故郷が残り 望郷の念に涙する人々 自然の猛威であり 原発は事故ではなく事件です …

春本番の吟行もどき また

もうすぐと握りしめたるコブシかな ゑぽむ 母の手のものなる形見な鳴きおり ゑぽむ 松竹梅これを内着に居たか母 ゑぽむ 香りたつ約束のまた果たされて ゑぽむ 昨日は辛い事を書きましたが 母の手仕事は素晴らしかったのです 和裁を教えていた母の手は見込ま…

この支配からの卒業〜♪

今週のお題「卒業」 尾崎豊の「卒業」という歌がありました 彼は若くして逝きましたが感受性が実に強すぎたのでしょう 私の恐れは「母」にありました 般若の面は母がモデルだと思いこんでいて 子供のころはそのことが誰にも知れませんようにと祈っていました…

手紙

古書店で当然ながら古本を購入すると たまにレシートやメモや手紙がはさんだままのことがある それは日付がはるか昔でありどこか遠くの町の名前があったりする 手紙のそれは掌編小説のようで 二冊買ったような気持ちになる この手紙はここにアップするのは礼…

晴れやかな気分

いつもの路地の竹の塀がざんばらになっていたのが見違えるよう! むこうに仕事中の職人さんがいる! 撮ってもいいですか?「いいけどさぁ俺なんかいいのかよ」と だってとってもきれいで素晴らしいお手並みなんですものと言うと 「えへへ・・・そうかなあ あ…

お気に入り

マリリンが生き人形のようにいる ゑぽむ 物干し場そこに見ゆるは洗濯者 ゑぽむ マリリン・モンローのポスターは写真屋さんの硝子戸に貼ってあり ず〜っと昔にもアップしたことがあったのだが 時々とりかえられる マリリンも好きな顔とそうでもないのがある …

お義姉さんとの電話

昨日の郷里からの宅配便 義姉にお礼の電話をした 「うれしい! ありがとう! 美味しいのがいっぱいね!」 はいはい お兄さんに代わるね 「You兄ちゃん ありがとう 梅酒おいしいねぇ」 もう呑んだのか少しずつ呑めよ割って呑むんだぞ(呑む呑むばかり!) ま…

郷里からの便り

足元に家族みんなが会い集い ゑぽむ 若草の物語だねボクとママ ゑぽむ 兄姉の心づくしにみけが鳴く ゑぽむ 元松竹大船撮影所跡には「男はつらいよ」フーテンの寅さんと美空ひばりの大きな絵があります みなまで言うなの心で足元のみ撮りました そしてスーパ…

三月三日

今週のお題「ひな祭り」 EPOMオリジナルのお雛様です 和菓子のよう 何十組作ったでしょうか 友人にプレゼントしたりバザーに寄付したり お餞別の代わりにしたり・・・ 今は一組だけ残り一年中飾ってあります 翁と嫗です 義父母亡きあとに連れ帰りました 私達…

ブログの友人との再会

厠には蕎麦咲きおりて旅談義 ゑぽむ 松風さんとお会いしました 約束の時刻の30分前に行きますと 5分後にはいらっしゃるという まあ、せっかちな同志でありました 「松風さん ごめんなさい」m(__)m 北欧のアンティークショップで楽しみ 古代雛の展示会でお…