2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「猫の一年」

今年最終の読了本「猫の一年」 金井美恵子著 この本は知人に頂いた サッカーの元某選手のことが辛辣に書かれていて 私自身違和感を覚えていたことだったので興味深くかつ面白く読んだ もっとも私はスポーツ全般に疎くて語る言葉を持たないのだが 彼がNHKの「…

五位鷺・・・?・・・!

およそ似つかわしくない場所に・・・ 初めての遭遇だが「五位鷺にちがいない!」と思った 体長60センチくらい かなり大きい 名前の由来も面白いから 会いたい鳥だった これ五位鷺かしら・・・ なにしろ捕えられたときに逃げようともせず堂々としていたから…

マヒナスターズから

夫のつけたテレビの歌番組でマヒナスターズが歌っていた あのメインの男の人は 私が子供のころから「おじさん」だったのに ちっとも変わることなく「おじさん」だ いつの間にか同じくらいの年代に思え ずいぶん年上のはずなのに歳下に見えるほどになってしま…

今冬は寒い?

朝外に出て歩き始めると涙が出る水っ洟が出る アレルギーかなぁ いつまでも何が飛んでいるのかしらと思っていた 石垣の色が違うとは感じたが 帰りに判明 流れる水が凍る寒さだったのか 薄い氷の下を水が滴り流れていた ハンカチで目と鼻をおさえながらつぶや…

猫たちのこの頃

猫タワーの丸窓から みけ 何をか見上げる みけ 優しい目をしたコバ コバは高齢になった 最近はトイレの失敗が度々ある 「なんだかウンチ臭い・・・」見まわすと トイレに少しと箪笥のまえに少し 玄関に少しと ヤギのフンのようにコロコロところがっている 長…

山崎方代

冬になるとなぜか山崎方代を思い出す 甲府生まれで放浪し晩年を鎌倉で過ごした歌人 口語の歌が悲しく可笑しく淋しく深い そなたとは急須のようにしたしくて浮世はなべて嘘ばかりなり 学校を出ていないゆえ一休さんを一ぷくさんと今も呼んでいる わたくしが死…

鎌倉 淨光明寺を訪ねて

泉谷山 淨光明寺は北条長時が開山に真阿を迎えて建立した寺 裏山には藤原定家の孫であるところの冷泉家の歌道名門為相の墓所がある 母の阿仏尼は十六夜日記の作者である 清らかに澄んだ水 石に苔 剥落の御仏 水仙が・・・ 少し奥まった場所にあるので訪れる…

創る 直す

日課のように創り続けてはいましたが 久しぶりの作品アップです 今回は直しを依頼されたのでそれらがメインです ドイツの古いアクセサリー 直しも楽しい作業です 右縦に一列三個は素材を預かり手鏡とバッチに仕上げました リモージュのコンパクトの蓋部分は…

武士の一分

実に何年振りかで夜のテレビで映画を観た 藤沢周平原作 山田洋二監督 「武士の一分」 この作品は読んでいなかった 見ごたえがあった 藤沢作品の真骨頂だと感じた 「武士の一分」とは「必死すなわち生きるなり」と ・

鎌倉湖

初めてお化粧したのは今と違って学校を卒業してからのこと 資生堂の口紅とコンパクトを買って美容部員さんにつけ方を教えてもらい ワクワクしたことを思い出す 若い肌がとってもきれいになった 当然 今ではドラッグストアのお安い化粧品で十分として 有名化…

クリスマスの遠い思い出

今週のお題「クリスマス」 服屋さんのツリー メガネ屋さんの猫がお向かいのあんみつ屋さんの前に居るの図 好いお顔のサンタクロース 昔々 私が幼稚園の時のクリスマス みんながホールに集まっていたら先生が言った 「さあ みなさん サンタさんがお屋根からお…

月と猫

買い物の帰り道 空に白く月 「はい これが真昼の月ですよ」と 誰かが指し示しているというふうな避雷針 面白いのでシャッター クリスマスの雰囲気の猫のシルエットのDMが届いた 可愛いので一句 猫好きに猫が訪ねて鳴くメリィ ゑぽむ ・

五七五について

五七五といえば俳句、川柳だが どのような違いがあるのか 漠然とは解っていたが ほんの少し調べて見た 俳句は五七五を守り それに季語を配するもの 簡単に過ぎる言い方だがこれに尽きる 文藝評論家の山本健吉氏(明治40年生まれ)によれば 「俳句は(即興)…

先輩方のお話

「ブレンドお願いします」とオーダーしてバックを見ると本が無い あぁ持ち忘れちゃった そうするとこうなる 「 書を忘れ途方に暮れるまなこかな 」 ゑ 「 致し方なく書きつける枯れ葉帳 」 ゑ からんと空いていた喫茶店に先輩方男女6人ほどが入って来られ …

青空に光る

水面に深い青空が映りエノコログサが白く光って もう猫じゃらしの名ではなくなっている これほど美しくなれるんだ・・・しばし見とれた 某メカトロニクス株式会社 きっかりと直角に空に描かれて 空がこんなにも青いということ 雲ひとつなく晴れてくまなく照…

小鳥のお話

実に上等な上質な本だった 不安や不穏を ひととき払拭してくれた 読み終えて ふと帯をはずすと・・・ あぁ あぁ そうだよねぇと納得でした 少年にもまだならない茶色の癖っ毛の可愛い男の子 我が家にも遠い昔にいたっけ 様々な野鳥たちとの交流は実に愛おし…

ハーモニカ

ハーモニカが出てきた 何十年ぶりかで吹いた 日本で最初の製作所のトンボ 何十年分かのホコリを吸いこんでしまったかしら でも自転車乗りを忘れないというふうにこげた! エーデルワイスを奏でたら みけがひざにのってきた そして すりすりをした そして に…

からすの憂うつ

うなだれて何案ずるや冬がらす ゑぽむ 誰でも案じることを胸にもっていることだろう ふと見上げると烏が一羽・・・ 私にも撮れます状態 おお どうしたどうしたの 言ってごらん からすを撮っている私の後姿を同じ思いで見た人がいるかもしれない いやいや そ…

古い建物

THA BANK 所張出濱ヶ比由 いつも通るたびに見上げる三角形の狭い土地に古い立派なBANK 何銀行の支店だったのか解らないが 閉じられて久しい扉をノックしたい 財閥が経営する銀行だったのだろうか そういう建物はいくつか見たし 町内会費を集めに行ったことが…

地に光

「 木を寝かすと翁いふよう地に光 」 ゑぽむ 熊野古道の山を守る方をテレビでみて感銘を受けました 森林を健やかに育てていくために幾年もの月日がかかり 日々見回っては木の姿に気をくばるということです 地面に光が届くように間伐の手を入れる それは必要…

文読む月日かさねつつ

これはこれは胃痛の元だった 耐えつつ読んで語彙が増えた 知らない世界と慕わしい人との再会に喜んだ 倉元さん推薦図書だった 皆さんも読んで下さい チェロキーの少年の心模様と周囲の愛しみを これから読む本 楽しみ 本の海に頭までつかる 蛍の光 窓の雪 文…

嬉しきかなコラボレーション

minojiさんの小鳥の写真の可愛さに惹かれコメント蘭に俳句もどきを 書き入れましたら このように加工して下さいました うれしくて 夫を呼んで「これ素敵なのよ〜」と言いましたら 「おお 素晴らしい写真だなぁ!」と私の俳句もどきには気づかず・・? とって…

猫に小判ならぬ・・・

いやん お母さん何するの??? 横顔もどうかしら 確かちいさな小判があったはずで探したがみつからない 「コバに小判」とシャレたかったのだが・・・ コバにピアスを合わせて見た 案外いけるじゃないの ルビーとオパールと淡水パールよ 牧場の牛もピアスを…

草枯れて

帯の柄にご注目・・・髪の健やかさから見て三十代若い 同じバス停で降りたのだがこのような粋な女人がいたのか 後姿を失礼ながら無断で撮ってあとは足に風の早さで 追い抜いた 良き景色なり 草枯れ ナンシー・ウッド 金関寿夫訳 「今日は死ぬのにもってこい…

商店街

立ち止まってつくづくと読み入ってしまった・・・ 二日置きくらいに買い物に行っていた八百屋さん 「うちは国産のものだけよ 幼稚園の給食に卸してるのよ 安心よ」 おばさんは会うたびに言っていた 「うちの息子はね慶応を出たのよ 孫もそうなの 良い子よぉ…

クリスマスツリーから

あちこち読み散らかすのでいったいどの本から書き抜いたものやら 解らなくなってしまったが こういう文章があった クリスマスツリーを飾るようになったのは中世以降 モミのほかいろいろな木が使われる フォレスト・カーター著「リトル・トリー」の主人公 チ…

希望のささやき

喫茶店にはクリスマスソングやクラシックがジャズ風にアレンジされた 懐かしい曲が流れていた・・・ ふと 口ずさめる歌詞が「・・・静かにささやくのぞみのことば・・・」 なんという歌だったろう とても遠く慕わしい ほんの少しずつ思いだしてきた 「希望の…

妙本寺の猫殿

ノウゼンカズラ裸木 盛夏はこの木のまわりに花撮りさんが群がる この木にもだす億年の感あり 人慣れした寺猫が「いただきます」と EPOMの赤パン! 夫に向って言ったんだかなんだかな・・・ 「おまえの女房は善きおナ〜ゴじゃな」ナ〜ゴナ〜ゴ=^_^= ・

鎌倉 岩船地蔵堂

お気に入りの農機具小屋に葉の散りて 大姫を祀る岩船地蔵堂 ハーモニカほどの窓 合掌 守り本尊さま クリック! 頼朝の娘 大姫を供養する地蔵堂です この亀ヶ谷に野辺送りをしたと云われます 許婚の木曽義仲を斬殺され大姫は憔悴し気がふれ亡くなったのです …

小さな祠

きれいな葉っぱを通り抜けると笠智衆さんの眠る成福寺の前の踏切の傍に ひっそり目立たないが祠がある 幾度も撮ったがアップできなかった どなたかの作であろう鎌倉彫の小さな方が中におわする 十年以上前からあるが艶々とうつくしい 祠は古い お水があげて…