2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

天上の青

きのこって不思議な生物? 菌で繁殖するのだから何に属するのでしょう まあ それはともかくおいしくいただいているのですから それ以外は「おっ!キノコじゃないの」と声掛けして撮るのです。 左上にセトモノの欠片が落ちていて「天上の青」の色ねと思ったも…

目黒 雅叙園へ

目黒の雅叙園で猫の作品展があると招待券を頂きましたので こんな機会でもなければ足を向けることもなかろうかと 遠い東京に出かけました 都会はお洒落なファッションの方がいっぱいでキョロキョロ! 「これこれ」と自分を嗜めました 雅叙園は昭和の初期につ…

眼鏡は顔の一部です

草屋敷この季節だけの立ち花見 ゑぽむ どうせよとそんな無体な猫じゃらし ゑぽむ 草茫々のお宅だなあと他所さまを眺めるも六月になると花盛り 玄関前に大きなバケツをおいて紫陽花をいっぱいにして 「どうぞご自由にお持ち下さい」と毎年のこと いただきます…

リピートリピートあるでしょう

何の拍子か口をついて出ました 「わたしはことばがわからない〜ぃまいごになったらなんとしょう♪」 やめようとしても繰り返し繰り返し歌ってしまいます さすがに外を歩きながらは声は出しませんでしたが 頭の中が 「わたしはことばがわからない〜ぃまいごに…

私の好きなもの

好きな季節の食べ物 順番はスイカ、トマト、トウモロコシ、メロン コダマスイカは一人で一個食べてしまう 皮が重たいこと・・・ トマトは年中出ているけれど今頃からが味が良いでしょう 八百屋さんでトウモロコシを二本下さい 皮をむいてねと頼んだ 初めての…

薄翅蜉蝣

ウスバカゲロウ アリジゴクの成虫 どうしてこんな変化をするのか おおきなイモムシが華麗な蝶になるような風でもなく ごく地味だけれど 地の底から這い出してこの透けた翅をもつまでを 想像すると不思議な感覚を持つ 2.3週間の命だという フウセンカズラ…

ケッセル・・・

落ちながら次々熟すヤンモの実 ゑぽむ そうあなたここの家から出たいのね ゑぽむ ケッセルの昼顔なんか思い出し ゑぽむ ただ歩きながら目に映るものを写生したつもりが そうなっていない どうしても心がどっさりと出てきてしまって しかし これでもいいと画…

笹飾り

たんざくに願いごと書く背を借りて ゑぽむ 六月の初めから小町の入り口、段葛には七夕の吹き流しが飾られている わたしたちの頭はいつまでも旧暦なので 仙台七夕の八月初めでないと ピンとこない なんとなく違和感を毎年感じながらも 七夕は七月七日なのだと…

鎌倉 おんめさま

インドはまゆう ここ3日ほど気落ちしていて疲れていて億劫で・・・また奴がやってきたのだ こんな時にはおんめさまと細い道を歩いた 雨は優しく木々や花々を濡らし 静かだ うつむいて半化粧なるハニカミヤ ゑぽむ よよと倒る姿もよろし風鈴草 ゑぽむ 隠れい…

「お母さん お腹が痛いのです」

歯磨きしながらクシャミをしたら下腹がつって痛くて痛くて 口をすすぐもできないでうずくまって痛みが去るのを ひたすら待った 足がつるのと同じように痛い それは痛い 汗が出るほどで ようよう立ち上がりうがいしてフーッと溜め息 そこに沖縄のお嫁ちゃんか…

「そんなに読んでどうするの?」考

青嵐迎えに上がる段ありき ゑぽむ これは港の見える丘公園に登る途中にある旧フランス領事館跡である ここをこうして人々が歩き ここにはドアがありと想像できる 勿論のこと仏語で簡潔に事は語られるお役所だったのだろうか この階段にかけて本を読みたいな…

原っぱ

コバのこと 太郎は「コバをお願いします」ともいわずに置いて行った 次郎が「注射一本で少しは楽になるならそうして下さい」と 夫に伝えると「老衰って言っただろ」とにべもない 私は三人の男の言った言わずの言い草の原っぱであちこちとする 夕方 籐かごに…

近頃の数冊

梨木香歩著「渡りの足跡」はエゾモモンガさん、minojiさん方鳥撮りさんの記事画像をくっきりと思い出させてくれてそしてそれが自然科学や人文学とも相まって地球規模の物語を読んだほどの読後感を持った彼女の作品は好きでほぼ読んでいるが何歩も踏み出した…

梅雨俳句もどき

ダンゴ虫でんでん虫と何語る ゑぽむ 桐の木に桐の実のなる梅雨しきり ゑぽむ そちの身は曲がり屋ながらさりながら ゑぽむ 梅雨の恵みは関東ばかりのようだ・・・ 西日本や日本海側、北海道は猛暑との報道 少し早足になれば蒸し暑いとはいえ 雨に元気なカタツ…

信州の思い出

信州 松本駅で松風さんとMOMさんと待ち合わせたのは 4月25日のことだった 春まだ浅く雨のふる碌山美術館を訪ねた 緑の蔦のからまる様子に変わっていることだろう また行ってみたい あの時 ミュジアムショップで 碌山の鈴を記念に買った リースにしたら…

父のいった言葉の意味

今週のお題「私のお父さん」 グループサウンズが流行っていた頃 べつに夢中になりはしませんでしたが 「思い出の渚」とか「渚」という名前、苗字が流行言葉のようでした ある日 父に 「渚って なあに?」と訊きました 「渚というのはな 砂浜に波が打ち寄せて…

俳句もどきの雨ひねり

あじさいを土産に負うて息をつき ゑぽむ ムシャクシャを嘔吐したっけ電話口 ゑぽむ こんな夜を夢みて描いた幾星霜 ゑぽむ 「おや?」と通り過ぎたのだが 戻って撮ったお背中に紫陽花の花びら 明月院ではなさそうで・・・でもしっかりツイテきている花の精 電…

蓬ヶ原の・・・

ここは花屋さんだった 更地になって草茫々 蓬ヶ原だ 左下の赤い花 インパチェンスかサンパチェンスか咲いているのが健気 ふいに「よもぎがはらの人の骨」という七五が浮かんだ 誰の句だったのか 上の五が思い出せない PCでそれとなく検索しても出て来ない …

鎌倉「東慶寺 花だより」

さすが 井上ひさしさん 面白くて一気読み! 一人占めしたいほど良き本にて アップをやめようかと思ったほどだが 本屋さんに平積みになっているのだから 内緒にもできない 東慶寺までは歩いて十分足らずで土地感があるのがまた楽しい 東慶寺は かけこみ寺 上…

「告白」Ⅰ

まあたいていの場合 子供時代と云うのは 何事もなく安穏に過ぎるように思われるのだがそんなことはないのである 来る日も来る日も 様々な困難に出会う 子供は物知らずだし力が無い 家出しようにも近所の広場に立ちつくし 兄に抱えられ連れ戻され 裸足の汚れ…

鎌倉 亀ヶ谷切り通しを歩いて

ほたるみな来てみよここに街灯り ゑぽむ 亀ヶ谷の切通しの入り口では流しそうめん屋さんが始まり 紫陽花の様々な種類と色が見られました 一所にホタルブクロが それはそれはたくさん咲いて 群生というふう 切通しは夜は怖くて行けません 真っ暗でしょう その…

ささやかな楽しみ

姫雲南葛と はてなの双葉何の種なのか忘れた 双葉っていいな 希望だ どんな姿に成長するか そっとテイカカズラを摘んできた 白い液がイチヂクを取った時のように ぽっちり出たから触れぬように持ち帰った ヒメツルソバの葉は時にこんな鮮やかな深い赤になる …

さよなら

せっかくの美しい歌に合わせるには忍びないと思いつつ・・・ 昨日 前歯を抜いた 長い人生を共にしてきた歯との別れ 痛いことはなかったが ちょっと怖かった 歯根は出ている歯の部分の1、3倍ほどあって立派なものだったが ヒビが入っていた 何度も倒れて折っ…

コバ

どうしても たった一口のご飯がたべられない 残りのたった一口が 晩酌中の夫に「あぁ 食べられないんだけれど」と言うと パクリと食べてくれて助かる 太郎が幼子の頃 食べ残しを片づけようとすると 義母が「お母さんよ私が食べるからおくれよ」と言うのだっ…

あぁ夫婦・・・

かくも似てくるものだろうか 姿かたち雰囲気 兄妹のよう・・・ 5枚目はエスカレーターの2組 ちゃんと判るのが不思議 中には「これはぜったい夫婦じゃない!」というカップルがいた どうしてなのかHURINとわかる それは勝手自由だ 醸し出される雰囲気が事実…

あれやこれやと思う

小柄で地味で実に善良そうな老婦人が 喫煙コーナーの自動ドアに静々入り 灰皿をとっているのがガラス越しに見えた 「タバコは体に良くないですよ」などと言うつもりはないし 大袈裟かもしれないが 小さな善と悪がひっそり そこに居たようで わずかに動揺した…

コロボックルのおじさん

毎年々の風景ながら おじさんの麦わら帽子も同じだ 左側の大きなフキには毎年びっくりする このおじさんはコロボックルで フキの下で雨宿りができそうだ 収穫するわけでもなく わっさわっさと生い茂り 夏中こうしていて 破れ蓮の如く枯れる姿も物凄い さとう…

井上ひさし展

井上ひさしさんへ献花 井上ひさしさんの葬儀にながされた映像があり 最初に見た 「人間には悩み苦しみ切なさ痛み不安が最初から備わっています 唯一無いのが(笑い)です 自然にはないものだから 私たちは下品ではないほんとうの(笑い)を作り演ずる仕事を…

家々のつぶやき

砥ぎ屋さんのトタンの錆のいとをかし ゑぽむ あぁ早くペンキ塗りたてなりたいな ゑぽむ 幸せを祈るカモンのクローバー ゑぽむ 様々な家のつぶやきがあるものですあまり説明はしないでおきたいのですが三軒め「カモン」は「家紋」と「Come on」のかけ言葉つい…

雨の中の花々と家

今週のお題「梅雨」 おめかしの八重さん心どこにある ゑぽむ 気の毒にそんなものなぞ持たされて ゑぽむ かやかやと灯りの下に集う声 ゑぽむ 木造の日本家屋の正しさよ ゑぽむ 出窓よき風情のありて梅雨はしり ゑぽむ 小雨の中を歩くと花も家もくっきりと見え…