2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あれこれと見やればのこと記しおき

油気もなく青年のさまやある ゑぽむ こんな若い人をたまさか見かける 若いとは匂いがあるもの それが無い まるでお麩で作った人形のようだ 何を考えているのだろうどれほど見つめてもなにもキャッチできなかった 大風がシスターの御身サンタにす ゑぽむ シス…

EPOM

私のハンドルネームはEPOM、ゑぽむ である ポエム・・・詩からとったのでしょうとよく訊かれるがそうではない 名前と苗字を合わせただけの都合であった 詩は好きだ 若い日には詩もどきを書きつづったこともあった しかし 難かしい 語彙の不足とあやの職…

待ちまちて

待ちますわ轢かれぬように蒼ざめて ゑぽむ ボタンを押してもなかなか青になりません 車優先なのでしょう 本を読んでちゃ気付かないし ひたすら信号を見つめて待ちます 待ってよと枝上りつめ葉の声よ ゑぽむ 同じ「待つ」にしてもいろいろ 空が待っていてくれ…

久しぶりに「創る」をアップ

リメイクです もとの形はありません クリスマスツリーは私用 グリーンのガラスのは18世紀のもの いい色のピアスでしょう 白髪のご婦人に合うのじゃないかしら 小さな茶色は琥珀 猫バザー用に作ったストラップとブローチ パーツが可愛いので 大量に仕入れま…

からすうり

かの夏の花の化身よこの実かな ゑぽむ 私が摘んだのは雄花だったのだからこの実ではない しかし夜に咲く花に夜にやって来る蜂がいて こうして赤い実になったカラスウリをみるのは嬉しいものだ 花と実のなんというかけ離れた姿であろうか 自然にはいつものこ…

身を飾る美しいいろお好みに

けんけんぱ遊んだ子等は影なりき ゑぽむ わたくしの明日の姿を見た心地 ゑぽむ 石けりして遊んだ頃から年齢をたくさん重ねるまではあっという間 さりとて二枚目のご婦人まではしばし間があるけれど こんなきれいなストールとスカートをさりげなく身につけて …

果物の実りの幸を受け取って

毎年 義兄が山形の高畑町のラ・フランスを送ってくれる 食べごろを見きわめるのがちょっと難しいのだけれど と〜っても美味しい 見かけはジャガイモみたいだけれど 名前のラ・フランスはぴったり 優しい味で幸せ感じる 果物って無いと淋しいものだ 柿が終わ…

ちょっと面白くちょっと哀愁

552105なら買いでしょう ゑぽむ 解るかなぁ ちょっとおちゃらけてみました こういう価値観 本は多くの知に満ちていてもこんなふうに扱われるのです せめてじっくり丁寧に読みましょう 内容をかみしめて ここで読む生き方のありセピア色 ゑぽむ 友達は…

関東は青空

電柱の影で信号待ちである ゑぽむ 冬日の眩しさといったら麦わら帽子か日傘をさしたいほどだ サングラスもいいかな 手がふさがらなくていい フーテンの寅さんが沖縄であまりの暑さに 電柱の影に身をひそめてた 笑ったのだったが 私も実はするするする いつか…

真実正直でいること

お母さんYシャツ毎日洗ってる ゑぽむ きら眩し額装の妙ありきたり ゑぽむ さらさらと小川がいくよ晩の秋 ゑぽむ 黒猫のキキはよんどころのない事情でよそのお宅で幸せに暮らしている まるで吾子を捨てざるを得なかったように辛かった でもキキはそのお宅の…

希望

枯れ草よ汝の過去と未来をや ゑぽむ ぴよぴよと電車を待ってひよこたち ゑぽむ 草花は緑なし咲いて時節の顔をゆっくりと見せては枯れて そして必ずもどってくる けっして約束を違えることはない だから枯れ草の色は光を浴びて輝く 子供達 私たちも確かにこの…

この秋は無いことはないこのように

乙女子のさんざめきつつ光りおり ゑぽむ 五人の妙齢の女性達がそれぞれに似合うお着物でバスに乗ってきました 「北鎌倉まで」と言ったのにボタンを押しません お喋りに夢中です 運転手さんが「北鎌倉ですよ降りないんですか」と スピードを落としたら 「次の…

作家・佐藤亜紀 この人はすごい 本が好きで幸運だったと感じる 長年読んでこなければ頭に入ってこなかったろう文章、事柄 読むに力がいる 精神力が希薄な時はダメだ ところが不思議な事には 妙に弱っている時には加勢となる この人の筆力と能力と魅力が 読者…

また小春日和に会うは美なりけり

片翼の天樹といふか堂々と ゑぽむ 鎌倉成福寺のご神木が枯れて伐られて無残だった・・・ 残った部分も穴を穿たれ薬を注入された跡があって心配していたが 常緑の濃さが損なわれずに元気でたっていて安心 やったじゃないさすがさすがの山桜 ゑぽむ 桜紅葉は見…

早足にいつものことに季節ゆく

おはようと声掛けをして十数年 ゑぽむ つかの間の小春日和に微笑まし ゑぽむ 枯れ笹を帯に締めたらよろしかろ ゑぽむ このリスはもうじき毛糸の帽子をかぶせられる 何年経っても仔リス 何度も撮っているのにアップしなかった ごめんねぇ〜 実につかの間のし…

いただいた柚子のつやよく棘痛し

賜りしゆず活け鎮む香りかな ゑ 藝人という言葉は差別語とされていたとあった 河原乞食から「かぶく」の歌舞伎までの長い年月 この二冊の装丁の本からは想像もできぬ内容であり非情があり ごく一握りの人が手にできる栄光があった 本は本を呼び招いてくれる …

元町徒然

2週間に一度の通院 いつもは見過ごしていたが読み入った そうか 横浜村だったのか お洒落な元町の始まりを知った 中島敦が親しみをもってちかづいてきたように感じた しかしなんと理知的な顔であることよ とんと見かけなくなった顔 いや単に私の近くには居…

これがほしい!

季節は先取りどころか 季節に先を越されてしまったような天候 晩秋のディスプレイは取り残されたようにたたずんでいる ねぇ もっと重ね着しなくちゃね 靴はブーツにしましょうか それにしても なんと素敵なのだろう みんなほしくなってしまう あーでもない …

むべなるかな

さつま色むべなるかなと熟しけり ゑぽむ しみじみと沁みる朱さにこむあぐる ゑぽむ むべがサツマイモの色に熟していた もいで食べてみたい衝動 「むべなるかな」は知らずにいるのがよかろうと撮るだけにした ここは おんめさま とっていいのは写真と思い出だ…

お迎えボクロ

駅ビルの本屋さんの前のベンチは思いのほか静かなので 休憩がてらに短時間の読書をすることがある ベンチの傍に立つ老人がいた 買い物荷物を3袋床に置いて これ以上ないほど不機嫌な表情なので気になったわけだ 奥さんと待ち合わせなのだろう ご老人あるい…

ラーメン食べながら

ほんのたまに夫とラーメン屋さんに入る なぜだか一人では食べに行けないのがラーメン どうして?・・・ 夫は「野菜たっぷりタンメン大盛」大汗かきかき脇目もふらず こちらは ささっと食べ終えて観察しばし この人と何十年共に暮らしたなあ それにしてもピン…

おいしいもの

「ほっとゆず」という手描きのメニューを見て「ほっとゆず下さい!」 なんともほんわかした雰囲気の気の利いた演出です そして 今まで飲んだなかで一番おいしいと感じました 甘さはほんとに控え目でゆずの酸味が実に素敵に表現されていました 「ごちそうさま…

各々の色染めだして立冬の

なんなのよ何が何だでしょぼくれた ゑぽむ こうでなきゃビオラのピンと張りつめて ゑぽむ 枯葉よと呼ばわることにふと悩み ゑぽむ 子供が手から離してしまった風船かな しぼみかけてシュン。。 パ〜っと高く上がっていたでしょうに ま そういうこともあるで…

さあ俳句もどきで内なるご案内

この先の知ってた易く歩まする ゑぽむ 交番の裏に正偽の有り無しや ゑぽむ 実の明く見ゆる心の余りあり ゑぽむ 信号を渡りきるまで見送った ゑぽむ この先が解っているから安心して歩ける露地だが 初めての時は不安だった 行き止まりにならないかしらと 北鎌…

悲しかった

石段を上がる人なく蔦の這い ゑぽむ マリリンのホクロのついた四季咲き花 ゑぽむ 不思議な色の薔薇ができたものだ マリリンは真っ赤な薔薇と相場 でも「砂糖菓子がこわれる時」というマリリンがモデルの小説は このように控え目で 薔薇とは思えぬような色で…

さよなら三つ

そなたなに思うて昏き黄小菊 ゑぽむ 遠藤周作さんの「うまく生きた」という40年ほどまえのエッセイを読み 今なら解ることがたくさん書いてあった 遠藤さんは50歳くらいだから まだまだお若い それを読むこちらは失礼ながら歳は経ているから腑に落ちるの…

北鎌倉匠の市

・・・っと題をしたけれど 市の様子は撮らなかった むしろ それとは関わりなくいる多くの人々が目についた 円覚寺の風入れに訪れた方々 東慶寺のお茶会の方々 気付かなかったものをアップ 東慶寺の手前の「結」という喫茶店の庭の置物 鉄で出来ているらしい…

発掘の続きとついでに猫

発掘の前のお清めの準備をしていました 禰宜様の上る階段 小鳥でも追っているのか二匹の目 ゑぽむ いやなのよ邪険にできないおみけ良し ゑぽむ お人よしとはよく言いますが猫の場合はなんと言うか・・・ 仕方がないので「おみけ良し」としました 勿論のこと…

秋深み

老夫婦丹精の庭にこぼれ種 ゑぽむ 去年か一昨年か・・・二人で様々な花を植えて手入れしていらした庭 もうそれが叶わなくなったのか 庭を見れば家の事情が解る 荒れ果て しかし こぼれ種が芽吹き咲き 枯れ果てようとしている 向日葵 コスモス グラジオラスも…

待ちに待った発掘

順番のやっとまわって掘る期待 ゑぽむ この下の鎌倉死者の声を訊き ゑぽむ 去年の春頃だったろうか 長いこと空き家になって荒れ放題だった家が 取り壊されて 「売り地」となって やっと売れたらしかった ところが次に通りかかると オジサン達5人ほどで困惑…