2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アンティーク修復=元気

イギリスのアンティークコンポート まるで嵐の過ぎ去った朝のようなありさまを受け取り 直しを続行中 茎折れ花落ち落涙しそうなふうだったが 翼の折れたエンゼルも黄色の薔薇を持ち まだ痛々しくも立ち上がった まるで陶器のような風合いの粘土ができたおか…

急に初夏

浅い春も深い春も堪能しないうちに なんと夏の暑さがやってきた心も体も追いつけない 魚のようにパクパクしているいくら眠っても眠り足りない あ〜ぁ〜 あ〜ぁ〜しかしするべきことはする! そのあとで枕にしがみつくあっと言う間に眠りに落ちるこれはいった…

小さな同級会

支度をして歩き始めた途中に 確かに同級だった子が草原に座って笑っている 「何処に行くの?」 答えてはいけない気がして「ちょっとご用足しに」 彼女は昔と変わらず鉛筆の林立した机で 必死に何かを書いていた 部屋が草原に模様替えになっただけだ 分厚いメ…

迷子

5歳の男の子が迷子になっていると放送があった 見えなくなった時刻から一時間経っていた 夕方5時だから今は晴れていて明るいけれど 子も親もお互いを探して不安と涙でいたことだろうそれから一時間ほどして 「無事保護されました」と聴こえたのでホッとホ…

あどけない夢

母がケーキの箱を持ってきた 苺一個がのったプチショートケーキ六個入り 母は苺ばかり食べる 私は仕方なくスポンジを食べ終えて 箱をたたんで「美味しかったね」と笑いあった もうすぐ五月 母の命日が近づいたから こんな可愛い夢を見せてくれたのだろうか …

たまには本

堀江敏幸著 なずな 伊藤整文学賞受賞作 私は伊藤整にクラっとくる 読み終えるのに4週間もかかってしまった それでも物語の中に尚とどまっていたいと思う作品だ いまさら育児小説でもないのだが やはり幼子の匂いや手触りを思い出してジーンとしたり 熱が出…

時給1000円

なんと珍しいことか 昨夜は就寝して今朝まで一度も目が覚めなかった 10年ぶりくらいかなぁ いやもっと前かもしれないそんなわけで気持ちよくアルバイトに出かけて 3時間働いてきた すっきりした気分とはこういうことだ心地よく忙しく 空は晴れて空気は澄…

ごちそうします

歌を聴きながら 手仕事をしながら 鳩を見ていた いつもはペアで来るのに一羽だけでエサを啄んでいた 思い込む 手は止まる それでもいい 静かなひと時を過ごした 草花は何? 名のある名は知らぬものばかり 猫がツンツンとがった葉を好むものですから 屋根で順…

ある歌手の想い

1980年6歳の時にチェルノブイリ事故に遭った彼女を知った ヤノフという土地で「たった三日の避難だから」と言われて 二度と戻ることはかなわなかったのだという。 ナターシャの故郷ヤノフは土がかぶせられ地図から消された 昨日検索していて偶然に聴い…

琥珀

これは久慈琥珀 高価 自分では買えない 姉からの生き形見 ブルーアンバー これは昨日に引き続き預かった宝物 チェリーアンバー 樹脂が億年土の中で輝いたもの 琥珀色のそのものとは違って熱処理がなされていて 可愛らしい色のチェリーの粒 古いイギリスのビ…

お直し

これはジェットという喪服用装飾品です 億年かかってできた木の化石 高価なものです 英国のヴィクトリア女王がアルバート公亡きあと 生涯黒のアクセサリーを身に付けて喪にふくしたといわれます これは金具が疲弊していたので取り外して古美色のものと 取り…

車寅次郎さん

どうやら土曜日の夜は寅さん映画の再放送があるらしい というのも夫がチャンネル権をもっているので 私ならスイッチOFFのところつきっぱなしなのだ「寅さんはいいなあ いいなぁ・・・」幾度も言う 何がいいのか分からない 景色はいいが あのケンカが始まった…

お掃除

常日頃から気になっているところを片付けた それはそれははかどって どんどん整理整頓なった絶対に使わないヒモ 包装紙 袋 思い出の古本 着るかもしれない服 たまりにたまったお薬手帳 薄くしか書けないペン 忘れないように貼り付けたパスワードのメモ数枚電…

眠りの精

半月ばかり眠っても眠っても眠たかった やっとこ起きて買い物に行って 帰宅して眠って 起きて食事の用意をして また眠って 帰るコールで起きて夫を待って夕飯食べて 後片付けを頼んでまた眠っていた日々それがまあ 夕べから眠れない どうしてこうも眠りの精…

椰子の実の想い

鮫島由美子さんの声が好きだ それほどに故郷が恋しいのはむしろ男性ではないのかと思う なぜなら女は嫁ぐ身だから 思い出はいつか薄れ あるいは一つ二つが濃く美しく際立つ 訪ね見ればその面影さえなく涙するかもしれない いや 迷い子のように立ちすくんだこ…

連れられて親のかげから小判キラン

猫の手を借りてお駄賃カーリカリ ゑぽむ 猫の小判借りて過払い金戻る ゑぽむ 休んでも眠っても やっぱり気が抜けている ならばアップ! 眼鏡拭きの上に手をのせたらじっとしているのが可笑しい 「お母さん 何でも書きなさいよ それがいいニャン」 何か忘れ物…

猫の伝言

EPOMの猫からの伝言です ちょっと心身の調子が落ち込んでいるので 幾日かお休みいただきます 皆さんもお風邪など召しませぬよう くれぐれもご自愛下さいませ。 ピピ ・

友人たちからの慰め

ブログという場所であるから かいつまんで簡単に 深刻にせず 愚痴を綴った昨日 友達がメールやコメントで慰め力づけてくれた ありがたいことだ黙って胸におさめて苦しい息でいるものを ちょっと吐いた ちょっとだけ浅くちゃんととらまえてくれてありがとう私…

あり得なくも泣く

実はこのところ本が読めない いつも即集中できていたものが上の空 本を開いても一つの言葉から別のことが連想されてしまう 私にとっては実にストレス そして五七五が浮かばない 何か見れば自然に口をついて出ていたのが ぱったりと止んでしまった 写真を撮ろ…

花に嵐のたとえもあるさ

桜も散り果てようとしている今日はなんとその枝に雪が降るかもしれないという窓ガラスの結露は多くて拭うタオルが重くなったこんな日は完全装備で出かけるか?いや・・・本を読みつつ時折景色を眺めよう♪春ときかねば知らでありしを聞けば急かるる胸の思いを…

ブログライフ

明日は行こう 今日こそ行こうと髪が伸びて オオカミのよう昔々オオカミカットと言う髪型が流行ったのだったがまあ そんなふうになっていたやっと昨日カットでさっぱりそんなことでつくづくとプロフィールを見て恥ずかしい・・・ヒューマンさんによれば10年…

おじゃまむし

義父の笑顔を思い出す「子供大将飾り」です 段飾りを買うと張り切る父に懇願して この小さめなお飾りにしてもらったのでした さてみけが座ったので記念写真をとシャッター押したら ササーっとピピが横切りました ま、いいでしょう あぁ あの日から三十数年 …

あなたにお花を

桜色のカーネーションを活けました 玲子さん あなたのために 病院のベットの上じゃお花見できないから 画面の桜色をゆっくり眺めて下さいね 仙台は昨日開花宣言が出たそうです ゆっくり北上する桜前線 5月の連休に開花する地にも住みました 関東のような華…

お外に出たいニャン

もう暮れてなにも見えないのに外に出たがる 外はベランダ 鳥が見たいのだ 鳥は鳥目だから夜は来ないよ でも猫は夜目がきくから出たいんだねぇ カーテンの隙間から覗いて鳴く 切なく鳴く 「だぁめ 明日ね 明るくなったらね」となだめても鳴く イイニャン リー…

お薬ちょうだい

ずいぶん長い事 お薬服用生活をしている朝 昼 夜 就寝前 間違わずに・・・?たまには数が合わなくて「あれれ」となるがまあいいでしょう何に効く薬なのか 如何に必要なのか解っている今のところは大丈夫であるこれは薬物中毒とはいわないのだが時折りに 飲ま…

ひとこま

ずんずん歩いて買い物してあちこち寄って済ませて 喉が渇いたので スーパーの本屋さん兼カフェでコーヒータイム休憩 本を取り出して読んでいると 後ろがやや騒がしい 二人の老女性が女学生みたいにキャッキャとお喋り これが横浜弁というものかしら・・・ そ…

鳥の歌 杉田かおる

この歌 懐かしくて大好き 画像にはminojiさんの世界がいっぱいで嬉しくなってしまい 見惚れて聴いてハミングしてバードウォッチング ほんとうはカタルーニャ地方の民謡をアップしたかったのだけれど スマホでは見つけられたのにPCでは出てこなかった 哀愁そ…