2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

相撲

撮った画像を次々と見ていたら19日の夕方の相撲があった 「おじいちゃん 大村昆さんが来てますよ」 「あぁ? そうかい」 「黄色い着物の人さEPOMちゃんに似てるよ」 「えぇ〜? 私ってこんなシレっとしてる?」 「してるしてる そっくりだよ!」と夫 っと …

若宮大路 段蔓

ソメイヨシノはまだですがこの桜は咲いていました ここだけ春爛漫 でもダウンを着ている人も居ます 今年は春が遅い事です 教会の売店でもとめました あぁ そうだ そうだった 私はいつも独りではなかったのだと思い到りました つい忘れていました ホッとしま…

空が急に暗くなって 雨が降ってきた 折り畳み傘を開くと ポツポツっと ポツポツポツっと雨が鳴った ちょっと歩くと 背中に陽が射してきた 傘をさした自分の影が地面に映った お天気雨 「日の照りながら雨のふる・・・・・・」 向こうから来る 二人 三人 四人…

この子が起きたら

この子が起きたら上のポスターのようなお顔? がくんと頭を垂れる前に見た顔は もっともっとイケメンでした さて昨日はずーっと前から約束していたことが実現しました そう! 長い々ブログのお友達に会ったのです 二度目の出会い 「きくしゃん」ハワイからの…

すみません

突然出かけたので 次郎には何の準備もせずだった 猫のエサが届く予定だったので 受け取ってくれるよう ドアをノックして事情を話すと「はい」と声がしたので安心・・・ 帰ってみるとドアに不在伝票が三枚・・・ テーブルに手紙があった「どうしても猫のエサ…

与うるは受くるより幸いなり

父の庭にほころびかけた花一輪 サトウハチローさんの詩の陶板 実に拙い歌を二首 たおやかな白き骨にて義母の在りひととせののち義父つきゆけり たくましき大腿骨の箸に重く義父人生のそのものと見き

急ぎの手続きあれこれ

父の整理整頓は素晴らしい!しかし何しろ父のなし方…息子たちは右往左往…あった!あった!様々なものを停止する作業はあらかた済ませた。度々来て急がぬことはまた皆が集いながらしようと話し合う。まだ皆々現役にて忌引きの内に出来うることをし、市内の姉…

納骨

葬儀も納骨も晴れて暖かい日を父は選んでくれたようだ 午後から雨降りとなり泣かないみんなの涙となった 父の亡骸は実は損傷はげしく顔をみたのは発見した弟と夫だけだった 警察の方が見ない方がいいですよと言って下さり仕事をし解剖の後、葬儀場に運び、こ…

永久の別れ

みんなが信じられない形で、しかも当然の如く父は逝った 夜中目覚めると部屋の明かりがついている 夫がつけたのだ 「なんだか やっぱりさぁ」 父の居ない父の家で姉兄弟とつれあいは和やかに集った 父がよろこんでいるよ「なあ、じいちゃ」と写真に幾度も語…

郡山の義父が亡くなった

一昨日朝また来るねと約束をして、その夕方にお風呂で亡くなった 大好きなお風呂で亡くなった 訪ねてきた弟は父を呼びさがし風呂のガラス戸を開け亡骸になった父を見つけたのだ 私はクリニックに行き二週間おきでいいねとドクターに言っていただき薬局で薬を…

ならぬことはならぬことです

什の掟(じゅうのおきて)というお菓子が売っていた 郡山駅のお土産菓子売り場 お馴染みのママドール、ゆべしのほかに何かないかしらと 見て廻っていたらあったのだ 裏側だけ画像アップする あぁ 買いませんでしたけれどね 会津藩の男の子たちは十歳になると…

義父に願う

ずっと寝間着で居るという義父に頼んだ「おじいちゃんちゃんと服に着替えてきちんとしていましょうね」と二度言って姉達とお墓参りに行った それぞれの思いがあっての合掌 彼岸花は木で作られた色とりどりの風車のよう 帰りは買い物をしてラーメンを食べて話…

郡山に来たら春

ひと月前のあの凍てつく寒さがすっかり和らいでいる やはり春三月なのだ 義父は弟が床やに連れて行ってくれてサッパリとしていた 白鳥を見に行った十数羽残っていて持っていったビスケットをお土産にする 帰ろうとすると同じように袋を持った方が「こんにち…

英国王のスピーチ

観たかった映画を無料で観ました この後満席になりました エンディングロール みんな出ちゃったけれど観ていました 実は私は発作のように眠気がきます そんな訳で前半は眠っていたのです しかし特技の発揮です 途中から観ても物語がわかり後半からエンディン…

後ろ姿を追って

花苗を選ぶご婦人の若草色のベスト若葉色のバック 花になりきってのファッションに注目 ブレスレットも す・て・き! この色が魅力的 つなぎだったらねえ! 黒いコートに白のお帽子の紳士 頑張るママ 露店のマダムの派手なこと 呼び声も派手なんです 何やら…

いしいしんじ著 

「ポーの話」より 「ひとはな、誰だって多少なりとも 腹の底に罪悪感の種をもってるもんだ。 で、そのなくしかたはそれぞれが、自分でみつけなけりゃならねえ。 自分の斧にこびりついた汚れは、自分で拭くしかないだろう?」 「ただな、ひとが何かをほんとう…

「帰って来たフォークソング」

ゆうべテレビでこの題名の番組が放送されていて なんだか全部うたえた! 私は実はこのいい歳をして「吉田たくろう」を当時知らなかった なぜかは解からないが中年にさしかかってから聴いて 「わあ いいなあ」と思ったのだった 井上陽水と小椋佳さんは夫に教…

春の花咲きて

この春にミモザが咲き 活けながら裏切りのような心地になりました オオイヌフグリを摘んできました 野におくべきでしょうが 「さんずいの指し示したる地の名にて豊饒のあり昔日に帰す」 「神仏なしと言わしむ災いの闇色の水に時事のみこまる」

円覚寺 切り株

円覚寺に行きますといつもよりもカランとした感じがしました なぜかしら あ・・・ すぐわかりました 真新しい切り株がありましたから いつも座って本を読むベンチの傍の木 木の内側の空洞化 傷みが見えます 年輪の美しさ厳しさ 実に実にそう思います あらゆ…

円覚寺 合掌

裏山から円覚寺に 梅の花咲くお庭 円覚寺元管長 足立大進様 選佛場 てんとう虫 どんぐり坊やの帽子並べて

今日という日 3月11日

私と夫は誕生日が同じです 3月11日 ずっと何十年も前から誕生日でした 去年の朝も誕生日でした 午後2時46分 突然暗転 命日になりました かくも多くの皆さまが亡くなりました わたしの命日がいつになるかは解かりませんが その日までずっと祈りを捧げて…

禁煙弱者

ほら あの屋上に 人影が見えるでしょう 雨ふり傘をさしている背中 毎日です 毎日々 ああしています 雨の日までとは思いませんでしたが まあ やはり どこもかしこも禁煙になって 行き所を失った煙草のみ 脇の階段をコンコン上って煙草を喫いにいく 独りになり…

美容室にて

以前にも書いたが私の行っている美容師さんは 画家であり読書家だ 黙って終わるのが此の頃はもったいないので 話しかけてしまう 「開高健さんと一緒にベトナムに取材にいっていた小池光さんて ご存知ですか?」知らないという答えなのでルル述べる! 「(光…

青春

ポチっと! サミュエル・ウルマン ドイツ生まれ ユダヤ人であったために迫害を受けアメリカに渡る 詩人 実業家 大きな病院は待ち時間が長い でも予約30分前に行って座って読書 私の前の方が呼ばれて 奥さん 娘さんも入って行かれた なにか重大な病気の説明…

私の活け花

ずいぶん前に山道で手折った枝を盃に活けておいたら 葉っぱが出てきて花のように咲きました 葉が・・・ 拾ったザクロも一緒・・・ ポピーの赤を添えました 小さい活け花となりました これも 春の良い景色 昨日 太郎にすこし厳しい手紙を出した まず贖罪あり…

鎌倉 亀ヶ谷切通しを歩く

小さなお地蔵さま なぜかお茶碗が木の根に取り込まれている むかしの光いまいずこ 職人の手技の壊 河津桜 結構な距離 高低差だが息は切れません 昨日の今日で私を歩かせる夫です 優しいんだかなんだか解かりませんが 少々疲れました しかし 春の芽吹きはそこ…

ぶらんこ乗り

いししんじ著の「ぶらんこ乗り」を読みながら 病院の検査を待った 引きこまれるので 看護師さんの言う事も上の空 「ずっと着き当たりの左で検尿コップをもらって あちらのトイレで採ってコップを置いて ファイルはむこうの受付に出してください」 早口で三つ…

広島発ドラマ

「火の魚」を見た 脚本 渡辺あや 主演 原田芳雄 押野真千子 作家と編集者の息詰まるような言葉のやりとり 島に逃げ込んだ作家の孤独と若き編集者の秘められた孤独 孤独が惹き合うなりゆきの厳しさ 言葉の正確さ丹精さ美しさに魅了された ろくなものも書けな…

象牙と鯨牙

津波で流されたらしい石巻のお店があります 鯨の歯、牙で細工物を作っているところです この小さな鯨のピンは40年以上前に義兄が会社の何か記念でしょうか もらったそうで私にくれました とっても嬉しかったのです 工場、店舗は流されても職人さんはきっと…

どんな時にも読書

「幻夜」は友人に送っていただいた 「白夜行」以来の読み応えだった すごい人生と闇の暴発 友よありがとう 本の贈り物は嬉しき事かぎりなし 丸山健二さんのこの本は 私が常々ヘンだヘンだと思っていたことを 実にあざやかに指摘して下さっていた どうして早…