2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

合格です!

仕上がった人形を見てもらいに行きました 実は自信満々だったので 「これでいかがですか?」 「わあ 可愛いじゃないの! いいわいいわよ じゃ5体作ってね」 それから和小物を創っている方のところにいって また披露! 「あら可愛いわね〜! 良かったね あな…

花の名を訊ねし人のあり知らず

みどりのギヤマンに紫の花 蓋無し急須に盛り花 自作の鉢に三年もののモミジ こわれ土瓶に山野草 山野草をこうして楽しむのがお気に入りだ 時々燃えないゴミの時に頂いてくることもある 「どうしてこんな良い器を捨てるの?・・・ 持って帰って底にガムテープ…

鳴かぬ烏の声聞けば

息子たちが小さい頃に「一休さん」のアニメを見ていた いつもとってもとんちが面白いのだけれど たまに胸痛む内容の時があった 母上との別れ そして・・・ 「闇の夜に鳴かぬからすの声きけば生まれぬさきの(親)ぞ恋しき」 それは盗人の話だったと記憶する …

西洋の人形たち

イギリスに買いつけに行ったストロベリーさんの人形です と言ってもドレス部分は無くなってしまい このような有り様・・・なんと可哀想なことでしょう 私がドレス創りを依頼されました。 右から2番目にある人形をドレスメイクしました レースは勿論デッドス…

亀鳴いてわたしゃ乱暴者になり

nikkokisugeさんが「亀なく」という季語をアップされていて 実にうれしかったのであります 20代の頃に知った「亀」 それは長年胸に抱いていた宝物だったからです ブログの真骨頂をここに見出し 語り合えたことを誠に幸いと思う訳です 「亀なくやなんぞぶち…

まあまあと宥めすかすも春だもの

小泉八雲の蓮の葉のお皿をいただいて嬉しかった しかし へるん先生は外国人なのに 日本に来て日本語を日本人以上に優れた文章に綴り 不朽の名作として世に名と作品の数々を遺した。怪談 それは電気の無い時代 どれほどの暗闇であったのだろう 漆黒色というも…

へるん先生

先生の名前はへるん蛙好き ゑぽむ ストロベリーさんのところにはたまに和物が持ち込まれます ヨーロッパオンリーのはずが とっても良い方なので 買いとってさしあげるのです「あなたにあげるわ」嬉しい! 和物なら私はやや得意です なにしろ十代から「銀花」…

わたくしは自分で立つわお父さん

パパ頼りいついつまでか私立の子 ゑぽむ 小学校一年生 電車で私立に通う子はお父さんの通勤に手をつなぎ きっとドキドキしながら電車に乗るのでしょう 混む電車の中でお父さんは守ってくれます でもきっとすぐに「パパ私はひとりで大丈夫よ!」という日が来…

香をあげ偲ぶ父上春ですよ

これは私です 義父のためにお線香に火をつけようとしています hohsiさんが撮ってくださっていたのでした ちっとも気付きませんでした 涙声になりし夫の感無量 ゑぽむ メールでデータ送信して下さった画像をプリントして 夫に見せたら しばし見入って・・・声…

人生の旅愁はかくも温もりて

虫愛ずる幼なの深き心あり ゑぽむ 虫の天敵のような私だった 殺生ばかりしたものだ カタツムリのビン詰 蟻の巣荒し トンボの羽もぎ 蜘蛛の糸巻き 小さかったから罰があたらなかったのかもしれない 反省して「ごめんなさい」と謝ってお詫びして謝罪して告解し…

信州の旅の続き

なんと可愛らしいお地蔵様でしょう お菓子屋さんに飾られていました いつか真似して創ってみたいです 今からだったら出来そうな気がします オブジェのトンボは青空に映えてぐんぐんとミシミシと飛んでいました 子どもの頃にどうしても欲しかったオニヤンマ …

信州の旅

在来線お願いします駅員さん ゑぽむ おとな木に守られおりて可憐なり ゑぽむ やわらかき葉布団ぬけておはようさん ゑぽむ 母は押し吾に清かな道示し ゑぽむ 信州の旅は一泊では実にもの足りなく思われました 三泊はしてゆっくりと歩いてみたいものです 春を…

母へ

歌を 口ずさみつつ野すみれを愛で 八分咲きのさくらを見つつ 再びの春の野を立ち止まりして 目指す美術館になかなかに たどり着けぬが それもまた嬉しく 道は迷うようにできているはいとおかし 晴明なる日にめぐまれ歩む幸いよ 一年に一度の一人旅は いつか…

書を持たず旅に出よう

今日は「新幹線あさま」に乗る 早朝の道を駅まで歩く 去年は「あずさ」に乗った 車窓からの景色はどんどん季節が逆もどりして 年に二度の春の味わいに 本を閉じて景色に魅入った 故郷のそれに似ていて幼心にかえったようだった 「あさま」からの眺めはどうで…

先生

ひところ しきりと古典の講座を受けに横浜に通っていた 「和泉式部」「健礼門院右京大夫」「西行」など 教室には私より10歳以上上の方々 たまにお若い方もいらした 知っている有名な歌はとりあげられることはなく 実に知らないことに心は明るみノートをと…

時差!と喜び

昨日のこと ストロベリーさんがボーっとして 「今日は15日よね」と言う え?13日ですよ 「あぁ そっか そうよね・・・時差ぼけ、時差ぼけ・・・」 そうなのです 彼女は10日間ほどイギリスに行っていたのです 帰ってきて4日も経つのにさっぱり回復せず…

花散って思い出したるだし忘れ

いつか頂いた桜のドイリー この地の花は散ってしまったが 故郷は一と月は先になることだろうと やっと登場の花の色はうつりにけりないたづらに・・・である 与勇輝さんのリトグラフに飾ってみた 彼の人形の目は暗く淋しい この森の妖精は 自然がどんどん開発…

土曜日の朝寝坊

夕べはほんとうに久しぶりに夫が飲み会だったから 一人でなにやら自由にしていた でもなんだかもの足りなかったな 勝手な事を言っている 本を読んで お裁縫をして 手芸をして パソコンもいっぱいした ここ3、4年のこと鍵を持つようになった夫 以前はいつ帰…

猫も子ももの言わずして春なりき

この距離を保つニャンズの心持ち ゑぽむ 猫たち 花 お気に入りのお皿 身近にいてくれる心和むものたち 誰にでも心安らぐ時とこの子たちのようなもの言わぬ家族がいて こちらが勝手に語りかけてもなんら言葉をさえぎったりしない さて もの言わぬキミがドアを…

自然とはかくも正しく美しく

ひんがしに陽と飛行機のゆくを見し ゑぽむ 日が長くいつまでも明るく 朝は早くから明るい あぁ お陽さまが丸い カメラをっと取ってくる間に 竹林の笹葉の中にあり自然はかくも美しい うら若き研究者を矢面に出し すきなだけ追いつめる 街の声を聴きましょう…

試みが上手く出来たと上機嫌

きみの花散り敷き広げ抱くなり ゑぽむ 満開の桜を見上げることは少しこわかった 散り果てる前の若葉のまじった桜は実に好ましい 木の影法師に句を入れて根を枝に見立てて嬉しいこの季節 この試みは吾ながら成功と自信作 恥ずかしいが・・・ デパ地下に退色を…

スーパーでのこと

この街に乙女桜が商われ ゑぽむ ママ抱っこ動かないもん春真昼 ゑぽむ スーパーで買い物していたら 小さな声「おねがいします あら行っちゃったわ・・・」 カートを押しているご年配の女性 目で「どうしました?」と伺うと このお味噌汁を取っていただけます…

たわむれに本歌取りなぞいたしける

桜花散り果てかねてあはれなり人の占めたる位置のはだらに ゑ にわかにかき曇ったと思うや雷鳴が響き渡り風雨強し そこを歩くのもまた佳きかなとばかりの偶然 花は降る雪のごとくあり嬉しきことかぎりなし 洗濯物の濡れるを見てこの節に外干しででかけてはい…

北鎌から扇ヶ谷を越えてゆき

巡りあう恋しい花の晴れ姿 ゑぽむ 私の窓からのこの木 大好きな木 ソメイヨシノの散る頃に咲く とても楽しみにして待つこの時 そして咲いた白い恋人 カタクリさん初めましての東慶寺 ゑぽむ 北鎌倉匠の市 円覚寺、浄智寺、東慶寺での開催 ふと庭に目をやると…

生協のシュガー君

昨日は生協さんの配達日だった 新人のシュガー君は最初のころはマニュアル通りの事を つっかえつっかえ言っていた 5時間も遅れて別の方の応援で配達されたこともあった 遅れはたった2時間になったのだから大した進歩だ そして「こんにちは!今日は暑いです…

とっさの一言

「何すんだよ!」 大きな声がしたので顔をあげた どこにも声の主を見いだせなかったのだが 70代らしいご婦人が「ごめんなさい、済みません、失礼しました」 こう言って謝っている 怒鳴った声の主は黒っぽいスーツを着た70代の男性 どうやらはずみでご婦…

春のひとこま

そと恋し母さん猫は何処かと ゑぽむ ひらひらと車輪となりて春まわる ゑぽむ 美しき誤解ですのと華やいで ゑぽむ ピピは外を見たがる お母さんに会いたいのかなと思う ドアを開けるし「待て」と言えば餌をもらうのをお座りして待つ 利口な猫だ りぼん、コバ…

4月1日に

昨日朝一番にコンビニでメール便厚み2センチを頼み160円を用意 すると「162円なんですよ」 あ・そうね〜 そしてバスに乗ると200円区間が206円に表示された (あぁ そうですか・・・)スイカだから自動的 何一つ買い溜めることをしなかった どう…

春爛漫

このような色合わせをばまとひたし ゑぽむ 花影を見し満開の節なれば ゑぽむ 祈る手におとがひのせて静かなり ゑぽむ 立ち去られ祈りの光あるを見し ゑぽむ 本を読み始めても気が散って 手紙を書き始めても書き損じ なんだか何も手につかない日だった 春はこ…