2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

姉達からの手紙

私が一歳にならずに歩き始めた時の写真を姉に送ってもらった 昨日アップした写真だ それに添えられていた短い手紙 嬉しかった 19歳上の長姉はいつまでたっても当たり前だけれど「お姉ちゃん」 こう言ってはなんだがホ〜ンワカとして頼りにならない人だ。。…

いろんな花

起こされて立たされすぐに咲くすなお ゑぽむ 咲き初めて愛で褒められて喜ばれ ゑぽむ 白菜の花ひそやかに畑飾り ゑぽむ 一歳を待たず歩みし足今も ゑぽむ ・

「濡れ布」 ウエットブランケット

国営放送を見ていた 番組のアナウンサーが人事異動であるらしく 挨拶で感極まって涙ぐんで声をふるわせていた ヘンだなとは感じたがそれだけだった 夕方やはりニュース番組のアシスタント女性が 同じく「皆さまのおかげです これまでありがとうございました…

綺麗なカード

昨日は小雨模様 静かで人通りが少なくて歩きやすい 「おはようございます」とお店に顔を出すと 「あらちょうど良かった!お留守番してくれる?銀行に行ってくるから」 はい いってらっしゃいとシ〜ンと!はしていられない性分 また散らかったレジ回りを片づ…

元町にてあれこれと

こでまりの丸く優しき心持ち ゑぽむ いにしえの花咲く機器の優雅あり ゑぽむ 犬も子も吾も等しき道にあり ゑぽむ 祈りあり至る所にひざまづく ゑぽむ ・ 人の世の性であるとや毀誉褒貶 ゑぽむ 私としては範囲外の本を読んだ 思いもかけず夢中で読み入った 知…

シャーロック・ホームズ

テレビで人形劇の紹介がされていた それは「三銃士」と同じ作家の人形であり懐かしい気持ちで見ていた 三夜連続放送という予告で見ることができるのか否か なんとすぐに始まったではないか 学園での物語とされていて実に面白かった そしてシャーロックホーム…

小さな春

去年摘んで5センチほどの鉢に植えておいたら咲いた野スミレ コケもそこらで採取して敷いておいたらミニ盆栽の風情 ひとり悦に入っている 直径が三センチほどの春緑 ゑぽむ アスファルトの穴からも新緑が芽生えている 可愛いなぁ・・・だぁれも感心していな…

故郷を捨てるということ

私の身近に「故郷を捨てた人」が4人いる むろん東日本大震災の関係者ではなく ごく普通に生活していながら「捨てる」を実行した人だ 一人目は大学生のときに歳の離れた女性と二人でどこかに行った 住民票の移動もしていないので尋ねあてられなかったという …

鎌倉 円覚寺から

久しぶりに円覚寺に 富士山が青空に白い姿を見せてくれていた あぁ 何度見ても美しい 遠い山並みもまた懐かしく思われる 奇怪な幾星霜の物語 ゑぽむ 何の木にせよ人にせよこんな具合の枝ぶりに驚く いやこういうものなのだろう 幾度も岐路に立っては歩みを進…

おすわりも休憩もダメ締め出され

駅のホームのベンチが減った ただの太いパイプが設置されていたりもする よりかかるだけ 駅ビルの中の休憩コーナーの椅子は座りにくいものになった 「ここで飲食や居眠りをしないでください」と表示まである デパートは何年も行っていないがどうなのだろう …

義父の命日

昨日3月20日は義父の命日だった 夫は姉弟達だけ集っての法事というので出かけていった 新幹線は三連休を前にして混んでいたという 故郷は冷たい雨が降り 寒さは真冬のそれだった 「かの地の顔」になって帰宅し 普段の顔に戻るまで小半時かかった そうだろ…

コレクション

イギリス18世紀のガラス瓶と19世紀のボタン ガラスボタン 金属ボタン アメリカ禁酒法時代のもの(味があるというより不器用) 貴婦人の服の装飾ビーズ(部分)ペンダントトップにリメイク 昔のガラスには気泡が入っている 何を入れていたのだろうか 薬か…

子を産む女 生れた子

いわゆる「信じられない事」は昨今始まったことではない 大昔から 太古から ヒトが人になった時からあったに違いない このような考え とらまえ方は私の芯を揺るがすことではあるが どれほど揺れようと折れようと事実なのだ 昨日までの「ある種の不安を抱えた…

三年ぶりのラジカセ

どうしたものか三年前の震災以来 CDを聴くことができなかった しんと耳をすましていないと怖いと感じていたからだ 誰しもが何らかの支障をきたしたのではないだろうか 故郷があのように壊れてしまったこと それは「山の動く日きたる」が不条理な事実になり…

猫テレビを観る

山形県の最上川から分れたさけ川の一年をみた それは日本の四季をくっきりと映し出していて実に美しいのだった 「さけ川」とは「鮭」が産卵にのぼってくることからの命名だそうだ 思い起こせば山の中の「漁業組合」を子供会の催事で訪れたのが この川だった…

晴天を救いのように歩まする

光さす音のようなる心地せり ゑぽむ 青空が独りベンチで想うこと ゑぽむ 鎌倉の駅前に「扉」という喫茶&食事処がある 昼時はほとんどが鎌倉のおばさん達かご夫婦で満員になる 少し早めに行って10センチ四方4段重ねのランチ ほんとうに小さいのにお腹いっ…

ものの名前

ご年配の頭のきれそうな博士や研究者が なにも知らなかったと言う風に語り始めた 彼等には責務があった筈ではないか 小中学校の夏休みの研究発表でさえ 県大会にもっていくまでには ずいぶんなチェックがはいって 元の元が「これボクの?」になっちゃうでは…

お菓子の日

昨夕 お菓子が届いた 酒田の友人と夫の友人から 山形市東根のお菓子 おいしいの!お礼の電話をしたら懐かしい方言の出るわ出るわ 「おずまげでぇのう」(それってどんな意味だっけ?) 「こぽつけでどごさいぐだ」・・・おしゃれしてどこに行くの?だったね …

可愛い切手

書き損じたりプリントミスした葉書が数枚あるので ライトパックを買うついでに交換を頼んだ 切手でもいいですよと窓口の方が仰るので 「それなら良かった そうして下さい」と見ると 二円切手が可愛らしい「うさぎ」! 値上げは困っちゃうけれど貼り足すのに…

弥生始め十日あまり一日

祝いの日ではなかったが 誕生日であった 私がいただいた 嬉し涙のサクラソウ こぼれぬように抱きとった ありがとうございます 感謝申し上げます (みつはしちかこさんの詩 わたしの嬉し涙のサクラソウ)より まりんかさんからのお花 gettengさんからのコバペ…

三月十一日

三月十一日 三年の月日が経ったが不幸はそのままだ ここ数日お上は何かを言い始めてはいるが 結局のところ何もしていない セレモニーだけが哀切なメロディにのせて 映されているにすぎない 原発は最悪な状態を尚悪くし手をこまねくばかり いったい何があった…

わたくしの先生方

母の兄であるところの伯父の家によく泊まりに行っていた子供時代 伯父の家は子沢山でわたしのひとつ下の従妹がいて遊んだ お小遣いで本を買い読みふけっていると 「おかあさん EPOMちゃんが遊んでくれない〜!」と泣かれた 長従兄は当時国語の先生になっ…

読書は脳をどのように変えるのか?

この本はMさんのページでお教えいただいた 自分が多読であったからこそ読むに抵抗はなく 水を飲むように、食物を摂取するように読みつつある 本から引こう ヴィクトル・ユーゴーの記述 Yの文字のなんと絵のように美しいことか、なんと 無限の意味を秘めて…

湧き出でるもの

[ 美大を目指す方々がコンテをはしらせている青年ばかりではない その横顔に見入る ひたすらデッサンなのだろう じっとじ〜っと見ていたかったけれど そういうわけにもいかないので歩きだした ひたむきさ、無心になれること それは若さだが どれだけ歳をかさ…

当選の鎌倉彫をいただいて

いつだったのか忘れてしまったけれど 由比ヶ浜の「ジャックと豆の木」というギャラリーで 鎌倉彫作品展をみて素晴らしい作品の数々に目を瞠った こんなに斬新で細密なものが作られている 受賞した作品はそれはそれは当然のことで見惚れて立っていた そして小…

神はみずから助くるものをたすく

過日BSでチャップリンのライムライトを観た こんなにも哀切な映画だったのだとつくづく観時を感じた 純粋な愛 ひたむきで一途な愛 愛とはこうしたもの 一時も目をはなさず画面と字幕を見続け涙した チャールズ・チャップリン 人生は長く残酷なもの そして…

春雨や用意万端ととのって

こんどこの花のイアリングを目印にして会いたい方がいる 紫の薔薇の方をさし上げたいのだ 私はちょっと派手もの こういう出会い方っていい考えだわと一人悦に入っている。 この鼈甲の指輪をネックレスにして下さいと依頼があった 手が金属アレルギーなのだそ…

ハーモニカ

白秋の歌を思い出すのだ 「病める子はハモニカを吹き夜に入りぬもろこし畑の黄なる月の出」 子供は熱を出しやすい すぐ治るけれど 次々と水ぼうそう、おたふくかぜ、知恵熱なんて名のつくものも 喘息の発作は可哀想だった ハモニカ吹くどころじゃない もう抱…

三月三日

鎌倉は鍋に花活け似合うとこ ゑぽむ のぞいてるあなたとわたし目が合った ゑぽむ 桃の節句です 私の小さなお雛様は年中お座り願っています 嫁き遅れの心配はないものですから・・・おほほ・・・ しかしまったく鎌倉と言う町はなんでもありです こんな錆びた…

三月一日

ビバルディの四季のなかで一番好きなのは冬だ そして「みんなのうた」でずいぶん昔に放送されていた この歌詞がとってもいい 母はとてもとても厳しい人だったから 恋しいとは感じなかったのだが 今 やっと母を赦せるようになった 理解ができたのだ なんとい…