晴天を救いのように歩まする

        

        光さす音のようなる心地せり  ゑぽむ



        
    
        青空が独りベンチで想うこと  ゑぽむ



鎌倉の駅前に「扉」という喫茶&食事処がある
昼時はほとんどが鎌倉のおばさん達かご夫婦で満員になる
少し早めに行って10センチ四方4段重ねのランチ
ほんとうに小さいのにお腹いっぱいになる
夫とは別行動だったが待ち合わせ
「今から扉に行きます」
たった15分待てなかったらしく2回も電話してきた
いい子で待っていられない丸男さん
ま・かかってきた電話は出ずにパス


八幡様の御神木が倒れたのはいつだったのかと
あの時は「どれどれ どんなんなっただろう」と見にいったっけ
2010年3月10日と家に帰ってから分かった4年ぶりの訪問
あァ あと八百年待たないとあの大銀杏は見られないのかと・・・
間の抜けたような眺め
それにしてもどーっと倒れた大木は傷ましかった
神主さんが前日から祝詞を上げておられたそうだが
台風と寿命だったのだろう 若木が育っていた


八幡様まで来たのだから家までと日射しの中を歩いた
やっぱり4年ぶりの道のりだった
小一時間の散歩 腹ごなしに丁度良かった


ミツマタが咲いていて 確かに春は来ている
早咲きの桜は散り初めてうららかな日差しの中になんと美しいこと





                 ・