2011-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

「 去年今年貫く棒の如きもの 」 正岡子規 こぞことし つらぬく ぼうのごときもの 毎年この句がしっくり合っていたが 今年はちがう 貫く棒の如きものがボキリと折れてしまった音がしたのだ 東日本大震災 あの真っ黒な水の押し寄せる画像を目にするたびに 心…

マニマニさんの思い出

あちこち転々として住所不定などと言われていた転勤激しい頃 お隣にマニマニさんというバリバリ大阪のおばちゃんがいた おばちゃんていっても同い年だったけれどね 栄養士をしてたんやと云う割には子供二人は肥満児で 「計算したんやけどこうなったんや」と…

盗作  「 猫 」

或る日テレビ午後のロードショーをみて 「あぁ 良い映画だったわ」と独りごと言ったら コバが(ほんとに いい映画だったね)と言った!!! 「あれ!コバ話せるの?」っと訊くと(うん)と 「いつから話せたの」と尋ねると(太郎と暮らしている時から)だと…

家族八景・三部作

筒井康隆さんの「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」が 装丁新たに文庫になっていた うちにあるのはもう文字が薄れて紙が茶色になっている くずれそうだ それほど何度も読んだ 今もけっして古びていない それがSFの真骨頂だと思う SF作家は…

連載小説 宮部みゆき

ポチっと! 宮部みゆきさんが連載小説を書いていた福島民友新報 これもやがて文庫になるのだろう 一カ月に二日だけ読むことになる 楽しみにして毎日読んでいる方々がたくさんおられるだろう 地方紙は思いがけず楽しい嬉しい記事に出会う 宮部みゆきさんの本…

帰り列車で

今回の郡山訪問は「めんずごんず」だった 宮城弁で「無知 無能」のこと・・・ 携帯からアップした前二日をお読み下されたし しかしまあ なんとか無事に帰ってきた ホッ 帰りは新幹線の車両内が賑やかだった 姦しプラスワンの四人グループのマダム達が アハハ…

携帯電話からアップ

出来るかなと不安だったけれど友人に確認してもらったら大丈夫だったみたい! 気分も体調も大丈夫だ 義父が「お母さんいつめ来てくれていろいろ買っくれっからクリスマスの小遣いやっからな」と三万円もくれた ニコニコして嬉しそうにくれた ありがとうござ…

車窓から

夫がここからは見えないよ「あれは安達太良山?」なんて訊いたものだから高村光太郎が絶句ね 千恵子ならぬCHIEPO…!さて 夜になって大失態に気づきパニック大泣き 命の薬を忘れてきたのだ でも落ち着いて考えたらパニック頓服は持っていた何とか寝つき、でも…

叱られて

春子姉さんに叱られた さんざん みそくそ よっぱら むさんこ etc.何故叱られたかは読んで目の汚れだし何より私が恥ずかしいから書かない 確かに調子に乗っていた 分かっていた ぶんぶん飛ばしていた 「病気だからってしていいことと悪いことがある!首でもつ…

友からの贈り物

箱に入っていた詩です クリックして是非ご一読を

スズメが少なくなったって・・・?・・・

こういう事を近頃聞く ベランダにお米をまいてみるも来ない パンにしてみても来ない やっぱり少なくなったのか どうしたの?スズメ どこに行っちゃったの?スズメ 仕方がないので 思い出のアルバムからスズメを探した 見つけた 網戸につかまってエサをねだる…

私的3大ニュース

今週のお題「2011年、私の3大ニュース」 ひとつ・hatenaで「EPOMです初めまして」と復活したこと リログでデビュー いい色で保健室通学中閉鎖となった ふたつ・郡山の義父に「おじいちゃんただいま〜」と云えたこと 義母存命中は「ごめん下さい」だったのに …

(=^・^=)猫自慢(=^・^=)と・・・

いい色写真コンクールで賞をもらった 懐かしい ピーちゃんもフーちゃんも12年生きて空遠くに・・・ 私のお人形や花の台で嬉しそうなりぼん こんなに小さかったんだね 今は5キロもある大猫になっちゃったけど 甘えてきて可愛い りぼん みけ コバ そして縁…

杜の都から

仙台の幼馴染みのお園さんからお菓子が届きました 杜の館のお菓子です 仙台に住んでいる時にはなかったハイカラお菓子 義母の写真にお供えして お紅茶をいれていただきました 美味しい 東北のお菓子は美味しいです ひいき目ではなく美味しい日本で初めてチョ…

私の窓から

春はま白な花が満開になり散り際が桜そっくり 今はこのシルエットで空を飾る木 この山は作家のなだいなださんが理事長を務めるNPO法人「台峯を守る会」 その峯のはじまりです 左奥から始まる山は手つかずで残っていて 人々をさそっています 夏はこの峯から吹…

預かり物 貴重

私は読書に没頭していた ここが何処なのかもわからぬほどに なん時なのかもわからぬほどに・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 遠くから しかし 耳元に声がした 「お手洗いに行ってきますから荷物をお願いします」 わたしは顔を上げ こっくり無言でうな…

山頂からの便り

きくしゃんから「はが木」が届いた ブログはストップしているしこちらからハガキを出しても返事がない どこか痛いのかなあ おじゃるちゃんが出奔したのかなあ などなど 心配していたら な〜〜〜んと山に行っていたのだ ホッとして嬉しくって「はが木」を撫で…

やさしナリン

やさしナリン 舞城王太郎著1973年生まれchairaさんからご紹介の作品 ちょっと書き抜いたところを・・・ 「アドレナリンンならぬやさしナリンの分泌が激しいんだよきっと」 可愛そうを前にすると頭の回転がストップしちゃう 「自分を傷つけたり他人に迷惑…

男は独り 女は集う

男の頭が三つ並んで無言 女は集い かやかやと話声が聞こえてくる どういうものか里山を歩く会などに参加の様子をながめても 集団の中で男は独り独り・・・ 女は集団の中でもグループで集う そういうものか そういう性か 私を見つけた! 黒っぽい服 ショート…

円覚寺

裏山から上って道をたどり拝観料を払わず円覚寺に入るのが常 久しぶり 観光客がやや落ち着いて少なくなっているところがいい 如意庵 初めて入る機会に恵まれた 水仙の活け方の正しく美しいこと そして「御海容を」の言葉 今度使おう 蓮の鉢に満天の星のよう…

冬晴れ

オー・ヘンリーまさおな空に悲哀なし からたちの一つ残りてまさおかな 蓮の茎・・・レンコンだ!!! ポチっと 初めましてEPOMです 今後ともよろしくお願いします 追記・・・「まさお」」は春の季語だと分かった でも真っ青な空だったので書いてしまったが …

これは売れないけれどね

ポチっとね! またバッチをつくった 何十も作った 作りたくて止まらない これでも売れるからお金は震災の寄付にする そうしないではいられない なにかしないと 人でなしのようで・・・ 義父を訪ねることは当たり前で楽しみにもなった でももっと何かできない…

キミの名は?

よく歩くおばあちゃんで よく歩く私だから よく行き会う この足の短いお顔の可愛いワンちゃんがいっしょ 決まった帰宅時刻にあと15分あるから公園で一休み そうするとこうしてまた出会う 向こうの方のベンチにいた二人 ワンちゃんにおいでおいでと手招きす…

ドクター診察

「EPOMさんどうぞ」と呼ばれて入る 先生おはようございます 郡山に行ったこと 白鳥の事 義父の笑顔など語る そしてドクターが時々震災後に訪ねている石巻のことに話が及ぶ もうここには書きたくないから書かない・・・・・ 「最近はいかがですか?」 は…

元町スナップ

超カッコイイ!!! 見ちゃった しびれた イカしてる 追っかけしたい しないけどね・・・ 元町のはずれ フェンスに囲まれ施錠してあった ほらっ日本史で習ったでしょう 生麦事件 ここが斬られて亡くなったイギリス人の墓所 詳細は各自調べるか思い出すかする…

人と話すということ

喫茶店で隣の同年代が独りごとをごもごも・・・ごもごも・・・ とうとう「あのう!ここって前からコーヒー出してたかしら」 「いいえ 和食の店でしたね 一年くらい前まで」と答えるや 「ああ!!!そうそう!!そうだった やっと頭の中が片付いたわ」 アリガ…

サンタクロースが5人

今週のお題「サンタクロース」 横浜元町の宝石店ビル 大きな大きなサンタクロースが5人 屋上にはプレゼントの袋があと4つあるのね 1人目のサンタさんにお願い 全国に散らばった子供たちに勇気という力をプレゼントして下さい 2人目のサンタさん 仮設住宅…

私のお兄ちゃん

私のお兄ちゃんは二人いるけれど次兄のことは書いておかねばならぬ 彼とは7歳離れている 末っ子で甘えていたところに私が登場 大いに気分を損ねたことだろう その頃我が家は社宅暮らし でも臨月までご近所さんは気づかなかった 母のスマートさ 42歳で恥ず…

私 お地蔵さまになった

冬枯れの森を歩く 葉は散り果てて裸木の影 なんだかお地蔵様のよう 穏やかな顔をしているかしら いえいえ そうではない じっとしているかしら いえいえ 歩き巡る 背中に暖かい陽を浴びてちょっとたたずむ 即興地蔵 影に手を合わせる ・・・ですように そう …

白鳥はかなしからずや

この道を急いだ 地震で割れた岸辺の無残 ここは郡山の実家近く 善宝池 遠くの白鳥に声をかける「ホ〜イホ〜イ」 声が出ない 何度も声をだす 「ホ〜イ ホ〜イ」 どんどん近くにやってきた 羽ばたいている! な〜んだ何にも美味しいものはくれないの?と 羽づ…