家族八景・三部作

筒井康隆さんの「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」が
装丁新たに文庫になっていた
うちにあるのはもう文字が薄れて紙が茶色になっている くずれそうだ
それほど何度も読んだ


今もけっして古びていない それがSFの真骨頂だと思う
SF作家は未来を予見するといわれるがそれは小松左京氏がそうであった
筒井さんは今現在を見通している
古本屋さんではなく新本屋さんで買える
今を映しているからだ


さて話はかわるが「昔の古本屋さん」からメールマガジンンが届いた
新本の紹介である それがまた!
岡崎武志著「古本道入門」(敷居は低いが奥が深い)の帯の惹句が心憎い
読んでみたいが読む本が積んである ゆっくりゆっくり 本は逃げない


       


    追記 なんと一月からドラマになるんだそうだ 「家族八景」が
        どんなふうなんだろう 昔ラジオ放送では聴いたけれど。