思い出

今日は何の日

結婚記念日!夕方になって思い出したそれまで何をしていたかというと掃除片付け 太郎次郎の裁縫箱、名札を処分していた結婚したからこんなことになってしまったのだけれど思い出しながら待ち針の名前をひとつひとつ消した燃えるゴミ、燃えないゴミに分けても…

玲子さん続き納豆

心臓のお薬を服用している方の納豆禁忌は知っている玲子さんは何年も大好きな納豆を食べられずにいた納豆ご飯 納豆トースト 納豆パスタ・・・それがこのたび食物にさわらぬお薬が処方されて感動的なネバネバを口にしてと〜っても美味しかったそうだよかった…

夕鳴き猫

ちび猫はよく鳴く五時になったら夕焼け小焼けと一緒に鳴き始めるなだめてもすかしても おいしいごはんをやっても鳴くおっとは当初はうるさい!どっかにやっちゃうぞ!と声を荒らげていたがあきらめた風に名前を呼んでいる赤ん坊が夜泣きするような そんなふ…

原節子さんの思い出

初めて読んだ小説は 石井桃子さんの「ノンちゃん雲に乗る」だった 小学校の低学年の頃 叔父さんにもらった古びた本 それはそれは私の心を惹きつけ夢中にさせた 幾度繰り返して読んだかしれない それはもう暗記してしまうほどだったな今朝 女優の原節子さんの…

子育ての記

今日は次男の誕生日だ いい大人に「おめでとう!」 神経質な そう実に過敏な子供だった 大きな声や音に怯えて真っ蒼な顔色になって泣く だから私は叱らなかった 抱きしめてばかりいたある日 遺書のようなメールが届いて・・・ 迎えに行くとアパートの部屋で…

愛用の手帳

今週のお題「愛用しているもの」 hatena今週のお題 愛用しているものは・・・と考えたら あったあった 毎日めくり書き込む手帳 過日某所から夫に送られてきたものが使いやすくて 長年の愛用品であり友であり日記である 予定を書き込むというよりは むしろ覚…

足音だけで

ほぼ毎日外を歩く習慣だ 買い物 本屋さん 近くのスーパーでも遠回りで距離をのばす そして帰宅 みけが玄関で待っている 今しがた走ってきたのではなく しばし前から座っていたふう エレベーターを降りて歩き始めた足音を聞きつけるのだろうか 愛おしくて「み…

母の日

母の日 今日は亡母の誕生日でもある あれから幾年月 今に思えばまだ若かった母 どうしてみんな来たの? お母さんの 母の日だからよ それに誕生日でしょう あの日もそうだった 同じ日めぐり歳めぐり 明日は命日 といっても午前零時 赤いカーネーションを贈っ…

椰子の実の想い

鮫島由美子さんの声が好きだ それほどに故郷が恋しいのはむしろ男性ではないのかと思う なぜなら女は嫁ぐ身だから 思い出はいつか薄れ あるいは一つ二つが濃く美しく際立つ 訪ね見ればその面影さえなく涙するかもしれない いや 迷い子のように立ちすくんだこ…

鳥の歌 杉田かおる

この歌 懐かしくて大好き 画像にはminojiさんの世界がいっぱいで嬉しくなってしまい 見惚れて聴いてハミングしてバードウォッチング ほんとうはカタルーニャ地方の民謡をアップしたかったのだけれど スマホでは見つけられたのにPCでは出てこなかった 哀愁そ…

月が一番近づいた夜

次男が「お母さん この歌いいんだよ 聴いてよ」 幾度も言っていたのに聴かなかった この頃になってこの歌の良さに遅ればせながら気づいて 毎日聴いてはジ〜ンとしている しわがれ声はハスキーボイスというのだそうだ 皆さん ちょっと我慢して聴いてみてくだ…

姉の思い出

次姉とは16歳も歳が離れている それはそれは今の16年とはまるで違う時代背景があり面白い 昨日何の話からか赤んぼの時のことになった 「EPOMさん あなた赤ちゃんの時に神隠しにあったのよ 憶えてる?」 えぇ?! なあに 知らない どうしたの? 如月に蚊…

弾かれないピアノ

われらの生活を乱しつつづけ われらの心を壊した者に 復讐したいと思い詰める 悪魔がささやく言葉に誘われる 戦火の音ではない 平和の象徴のピアノの音なのに 私には今や同じに聴こえてくるのだ 聴こえない今になっても 空耳になって聴こえる 怖い 16年も…

両親の介護

エレベーターをおりて ふと見れば 独り暮らしのお母さんを訪ねて帰った友子さんが ベランダで洗濯物を干していた 「おかえりなさーい」 「ただいま〜」 小さな声で言い交す 夕方チャイムが鳴った 懐かしい同郷のお土産をもってきてくれて・・・ 疲れ果てた顔…

太郎次郎物語

猫の恋背中は牛かパンダかと 「ねえ太郎! 田んぼに牛がいるよ!」 「違うよお母さん パンダだよ」 そんな頓智のきく子であった 息子たちが小学生のころ 田んぼの真ん中に住んでいた 続く田んぼのその先に小学校があった 登校下校の姿を 台所の窓から見通す…

お兄ちゃんウンチ

今週のお題「今だから言えること」 昨日の「俺だ」の兄との思い出 どこに行くにも子守の役目だったのだろう 自転車のハンドルのところに台をつけたのは父だったのかもしれない 5歳くらいの妹を13歳の兄が釣りに連れていくことはよくあった 釣りというのは…

山口誓子(やまぐちせいし)

海に出て木枯らし帰るところなし 印象的で代表的だといわれる俳人山口誓子の句 頃は昭和十九年 戦争最中 わたしなど語る口もないがこの時代に生きた人々の多くの心持を 代弁しているように感じられてならない 個人的に今 闘いの渦中にいて この句を口ずさみ …

40年ぶりの大雪の思い出

仙台が春を感じ始めた頃に庄内酒田に転勤になった夫 「ハーイ」と小学校入学の太郎と三歳の次郎と4人で向かった 道は走るにつれて季節が後退し冬にもどってゆく 着いたら雪が降っていた 当時は職場の皆さんがお手伝いに来てくださる習慣があって 先に着いた…

「君よ憤怒の河を渉れ」

高倉健さんの映画「君よ憤怒の河を渉れ」が最初だった 20代始めの頃題名に惹かれて観にいったのだった (憤怒)が(ふんど)とルビがふられていて ひどく違和感があった (ふんぬ)だろう! 西村寿行著 原題は(ふんぬ)とウィキペディア やっと腑に落ちた…

美の壺・座布団から

夫のつけたテレビに座布団をつくる様子が映っていて母の手仕事をありありと思いだした嫁入り支度に座布団十枚 母の手づくりだったそれは今は一枚もなくなっていて 椅子にクッションでの生活四隅と中央の糸の房の始末の美しさも手触りも憶えているが・・・無…

わたしの中の慈愛と憎悪

私の幻滅 八木重吉 なにゆえに わたしは妻に幻滅を感じるか、 わたしの妻はにんげんであって はなをかみ べんじょにいき 天使そのものでなかったゆえに、 そのゆえんにわたしはこの世をいかるか にんげんがみな 小さき神でないゆえに、 なにゆえに わが児を…

One more time,One more chance

山崎まさよしさんという歌手がいる夕べ歌謡番組で 大竹しのぶさんと昭和34年の「黄昏のビギン」をデュエットしていた 彼の声 彼の顔 いつも想っていた 18歳の太郎を家から追い出した時 寝ても覚めても明けても暮れても「太郎 太郎 太郎 太郎 太郎・・・…

天国

からりと晴れた秋空の下を歩きながら 毎年口ずさむ俳句がある交通事故で父上を失った小学5年生の女の子の俳句 「天国ももう秋ですかお父さん」 そして芥川龍之介 七歳の作といわれる源氏物語から引いた句 「落ち葉焚いて葉守の神を見し夜かな」 そして季語…

十月 甘露

早く書きたいと想いつつ暦が過ぎてしまったが 十月八日頃を甘露というノートを処分してしまったのでいつ頃詠んだものか定かでないおそらく二十歳くらいかと・・・ 紅絹ちらす甘露のしずくふりわけて京友禅の色のあざやか ゑぽむ 紅絹とは「もみ」と読む 紅葉…

雨の匂いから

私は甥と6歳ほどしか違いませんので 彼等は「おばさん」とは呼びません 「EPOMちゃん」と言います あれは彼が中学一年生くらいの頃でした 学校から帰ってくるなり まだ青空なのに 「雨の匂いがするなぁ」と言ったのです 彼の弟は「そんなの匂うはずない…

10月5日太郎誕生日

昨日は太郎の誕生日だった といっても もうすぐ今日に近い時刻の誕生だったから 6日に近い 大きな赤ん坊だった 3400グラムもあって 「お母さんにしては大きめだったね 3000グラムが丁度だけどね」と ドクターは今更 しょうがない事をいうなぁと思っ…

秋の気配懐かしいひと訪ね来る

今週のお題「秋の気配」 今朝はひんやりとしている カーデイガンをはおってちょうど ソックスもほしいな 木々の葉の色は緑のままで ただ虫の音が交代している 地面の熱もやっと冷めて もう夏の後姿も見えない 待って 待って 待ちわびた秋よ 秋は懐かしい 振…

サザエさん

古書店でぱらぱらめくって「ははは」と笑った マンガが読めない私が笑った 可笑しい 長谷川町子さんは天才だ おならって何処にいってしまったのだろう まちがってしてしまったら「ごめんなさい」「失礼しました」 ぶーぶーと遠慮なくなさる方もいる お行儀と…

オジサンになっちゃったのねマイボーイ

サボテンの花の思い出マイボーイ ゑぽむ 二人の息子共 高校2年くらいからモンスターになった気がした 私を物のように見るそれだった 黙りこんだわけでもない 非行に走ったわけでもない それは自分自身が過去にそうであった繰り返しなのだった 「お母さん ご…

思い出

5月13日に実に久しぶりに東京に行ったのだった それは長いブログ友達のhohsiさんと松風さんと 国立新美術館で待ち合わせて hohsiさんのご主人の版画 入賞作品を初めて拝見するためだ 気の合う方との集いは楽しい! そしていつもはブログと頂くカレンダー…