創る

人形のカード遊び

トランプの角が欠けていましたので ちょっとお直し! それがまあ 実に難しかったのです 私は花やドレープのような曲線は得意ですが 真っ直ぐの線は初めてのことで何度もやり直しをしました アップで映すにはためらわれるので 全体像でどうぞ ・

小さな女の子

身長11センチの小さなレースドールのお直しです 今回は順を追って 壊れていたレース部分を埋めてお花を植えました 花も葉っぱも数ミリの世界です 後ろ姿はまだ手を入れますがここまでのお披露目といたします。

レースドールを創り直す

これは修復とは言えないと夫が云いました なぜなら元と同じに作り直していないからです 高々と掲げた花束は美しい手だったのです その手が無いのですから こうするしかありませんでした しかし美しい人形です 三枚目の後姿はちょっと難度が高くて ご覧の通り…

お直し完成納め

お直しが完成してオーナーに褒めてもらってきました これが出来たからわずかに心が楽になったのが不思議です やはり 創っていなさいということなのでしょうね 少しづつ傷みのある人形を預かり 手直しをしていくことになりました 私にとって何よりの励みにな…

アンティーク修復=元気

イギリスのアンティークコンポート まるで嵐の過ぎ去った朝のようなありさまを受け取り 直しを続行中 茎折れ花落ち落涙しそうなふうだったが 翼の折れたエンゼルも黄色の薔薇を持ち まだ痛々しくも立ち上がった まるで陶器のような風合いの粘土ができたおか…

琥珀

これは久慈琥珀 高価 自分では買えない 姉からの生き形見 ブルーアンバー これは昨日に引き続き預かった宝物 チェリーアンバー 樹脂が億年土の中で輝いたもの 琥珀色のそのものとは違って熱処理がなされていて 可愛らしい色のチェリーの粒 古いイギリスのビ…

水曜日は祝日

日曜日の朝は一週間ためたアイロンかけ 夫のYシャツ、ハンカチ、スーツ・・・ 何十年も同じことの繰り返し あぁこれでホッとして区切りがつくのだ ほんとは毎日すればいいのに苦手なんだなぁ これが アイロンは嫌い 冬場はまあまあ・・・ 夫がカレンダーを見…

久しぶりにお直し&読書

依頼されていた直しを仕上げた 黒のフレンチジェットのネックレス 黒の葉のイアリング 薔薇のオーストラリアのヴィンテージ そして田山さんの虎目のブレスレット 2玉ほどゆるかったのでストラップにした 喜んで下さるといいな そして石持浅海という初めての…

ドレスデン レースフィグリン直し

過日預かり直す力が我が内に満ちてくるのを待っていた とりかかれば一時間もあればできる事 何にでも潮時とはある 無惨な傷が胸にあり 片腕と花々が無い・・・ 出来る限りのことはした もう大丈夫ね 品があって美しい オーナーが喜んでウィンドウにディスプ…

深紅の薔薇をそえて

これはロイヤル・ドレスデンの人形 元の姿は 白いドレスも顔もすすけていて どこかに幽閉されていたかのようだった 救い出されて わたしは抱いた この子 なにか淋くて辛いのだけれど どうしたらいいかしら オーナーが「そうなのよ あなたなんとかして」 連れ…

大雨に散歩

昨日は朝からザンザン降りだったのだけれど なぜか雨が好きで うきうきと歩きだしたくなるのだ 向かい風で ちょっと失敗したかしらっと立ち止まり 一軒の作業場のガラス越しに 竹細工をするご老人がいらした じーっと見入ってしまう その繊細な手仕事を 脇に…

ネックレス リメイク

150年も前のレース どんなドレスについていたのだろう ネックレスにした 夏の思い出 イギリスの古い古いガラスビーズに セルロイドの繊細な花をアレンジした コスチュームジュエリーというものになるらしい まりんかさんに頂いたかんざしのパーツを ペンダン…

創ることで平静に

もうすぐマンションの夏祭りだ たった一人の発案を時間と手先だけで創り終えた 総数200点あまり その中に まりんかさんから頂いた花嫁さんのかつら飾りをリメイク たくさん出来たが一部紹介 バレッタ シルクブローチ ピアス もちろんイアリングもあります…

任される喜び

さあ どこを直したでしょうか ドレスデンの人形です。 カップ&ソーサーは一客だけ我が家にあります しかしこのような人形は高額ですから たまにデパートや骨董店で「目のお正月」をするばかり かわいそうに破損個所がありました さて 出来ました! このよう…

日がな手をうごかす

金曜日は自分に休みをくれることにした といっても ボーっとして居られる性格ではない 絶えまなくなにか作っていないと酸欠になるのだ 依頼されたネックレスの糸がえ仕上げ 7本 イアリング、ピアス それぞれ2点 そして見本のベネチアンガラスにスワロフス…

ひたすら考えぬということ

哀しいことや不安を紛らすのに一番なのは創ることだ それは特に単調な事がいい これは私のお道具箪笥 淡水真珠のネックレス 18世紀から19世紀のガラス ザクザクと重い袋から選び出して完成 そして残りは一連のネックレス トンボ玉のよう・・・ 絹の紐で…

花嫁さんから

まりんかさんから六月にいただいていた花嫁さんのかつら飾り 今は皆さんが自毛で髪を結い自由な姿での婚礼になるので 使われなくなってしまったのだそうです それを送っていただきました! 嬉しい事です! さて和のテイストをいかにしますか お花をこわさぬ…

イギリスから来たの?

英国のアンティークの家具の後ろは混沌とした宝の山だ 「何があるか把握しておきたいから見てちょうだい」 はいはい そういうこと大好き! 探検気分満載で分け入った遭難したうさぎ けがをしている 服はよごれて 目はうつろ 声をかけるが応答なし 連れて帰っ…

バザー用の作品

お祭りで楽しむだけではなくて 苦しむ人々が今世界中にいることを ちょっと気にかけて募金をして頂きたいなと考えた 透明なワンコイン箱を作ろう お気持ちをコロンと入れていただこう そんなわけで作りためたもの 私好みのピンクが多い お子様用のリボンもあ…

この上ない喜び評価

スペインのリアドロ三兄弟が1953年頃に創り始めて今にいたる陶磁器人形 デパートには恭しく展示販売されていて その完成度は素晴らしい 継承されている確かな仕事を見ることができる さて その人形にも不幸がある 形あるものの定めといえる破損 それは見るに…

鎌倉幕府史跡より

鎌倉の発掘現場から出たアワビ貝を入れてレジンで固めたものを 入手しましたので ブローチにしてみました。 濃紺の絹のリボンでくるりっと巻いてレースのブラウスに よく和服の大島紬を洋服にしてお召しの方がいらして それはそれは良くお似合い! その方が…

歌のよう壁の飾りに塩瀬の帯

これは私が縫ったのではない 竹に麻紐を結び イギリスのアンティークのネックレスをアレンジして 壁飾りにしたのが私。 帯はおそらく明治時代のものとのこと この部分は帯の前にあたる 折るのであるから 見えない裏にもこの可愛らしい子どもの柄がひそやかに…

レースドール直し飾りて嬉しそう

可愛そうにこわれてしまったレースドールにドレスを着せた 帽子とネックレスとイアリングもつけて さあ 踊り子から貴婦人に変身をとげて 行きましょう 舞踏会に いつか逢えると夢見た王子様 私はここよ 魔法使いが私に声をかけてくれた 「おいで 可愛い子よ …

肩凝りは漱石先生の造語なり

淡水パールのネックレス・・・ こういう単調な作業は疲れるしつまらないので 肩が凝って仕方が無くて翌日は首と肩を回してばかりいた でもこうして画像にするときれいだ! 2㌔のコメ袋ほどのパールを持たされて 製品にしてね!との依頼 あぁ 飽きるかもしれ…

読む創る拾い頂戴ものばかり

買ったのは上の大きなイギリスのボタンのみ これはアップルジュースといい直径5センチの大きなもの (素材はルーサイト&ベイクライト) あとは拾ったり頂いたりをリメイクした 真っ白なシーツにぐっすりてんと虫 ゑぽむ ・

プチポアン鏡リメイク

「プチポアン」という手法のアンティークの手鏡 割れていた! オーナーが「捨てちゃうわ。。。」と言うので 「ダメダメです 下さいよ」といただいてリメイク まるでお宮参りの赤ん坊のようではあるが 手持ちの小さな鏡を貼ってレースでワンサカこれでもかと…

ピンクのお嬢さんお色直し

ピンクのドレスのお嬢さんをお色直ししました もっと可憐にしたかったのです うん! 大丈夫 可憐さはそのままです お店に送り届けた三人です ガラスケースの中には 貴婦人たちがつけた指輪がいっぱい陳列されています ケースもアンティークです 世界に一個の…

貴婦人の集い

青いドレスの貴婦人 ピンクのお嬢さん(アンティーク帽子) 花園のドレスの貴婦人(帽子に花をアレンジ) 首飾りの貴婦人(アンティークバックを利用) 西洋の人形たちが完成しました 提供された材料でアレンジです 4月29日に白いドレスの人形をアップし…

合格です!

仕上がった人形を見てもらいに行きました 実は自信満々だったので 「これでいかがですか?」 「わあ 可愛いじゃないの! いいわいいわよ じゃ5体作ってね」 それから和小物を創っている方のところにいって また披露! 「あら可愛いわね〜! 良かったね あな…

西洋の人形たち

イギリスに買いつけに行ったストロベリーさんの人形です と言ってもドレス部分は無くなってしまい このような有り様・・・なんと可哀想なことでしょう 私がドレス創りを依頼されました。 右から2番目にある人形をドレスメイクしました レースは勿論デッドス…