三月十一日

三月十一日 三年の月日が経ったが不幸はそのままだ
ここ数日お上は何かを言い始めてはいるが
結局のところ何もしていない 
セレモニーだけが哀切なメロディにのせて
映されているにすぎない
原発は最悪な状態を尚悪くし手をこまねくばかり
いったい何があったら国というものは国民を思いやるのか
こうあってさえほんのつかの間の訪問と口先だけのねぎらいと空手形



せめて花を捧げよう 鎮魂の思いで黙祷をしよう


        
                   (画像はお借りしたものです)






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