「お母さん お腹が痛いのです」
歯磨きしながらクシャミをしたら下腹がつって痛くて痛くて
口をすすぐもできないでうずくまって痛みが去るのを
ひたすら待った 足がつるのと同じように痛い それは痛い
汗が出るほどで ようよう立ち上がりうがいしてフーッと溜め息
そこに沖縄のお嫁ちゃんからメールが届いた
「お母さん お腹が痛いのです 先週は忙しく動き過ぎたからでしょうか
しなければならない事があるのに痛いのです
痛みどめを飲んで休みます・・・・・」
「おおきな手術をしたのだから1年くらいは無理しないで
そろそろと静かにして負荷をかけないよう気をつけましょうね
お母さんは お手伝いのように さっきお腹が痛かったのよ
不思議なことね・・・」
偶然なのだがしかし以心伝心ということはあるしなあと思った
昔 なんとなく調子が悪くさりとて誰に言うことも無く
電話機をじっと見ていたら リーンと鳴りだして 母だったっけ
「具合が悪いんじゃないの」そんな事ないけど・・・
「いいえ 声に張りがない どうしたの」お見通しなのだった
どうしてなのか それはただ親子だから。
ちょっと変種かなぁのドクダミ
こういうお洒落をしてみたのかな
みんなおそろいじゃつまらないものね
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