この支配からの卒業〜♪

今週のお題「卒業」

      


尾崎豊の「卒業」という歌がありました
彼は若くして逝きましたが感受性が実に強すぎたのでしょう


私の恐れは「母」にありました
般若の面は母がモデルだと思いこんでいて
子供のころはそのことが誰にも知れませんようにと祈っていました
厳しい恐い母でした 「虎馬」です


さて母が逝って20年以上も過ぎました
私が30代の時ですから 月日の経つのは早いものです
台所で家事をしながらお鍋を洗ったり箸を拭いたり
その為し方は母の教えのとおりです
手は抜きません 洗濯物の干し方も曲がっていません
「母に叱られる!」と頭をよぎるからです


でも もういいかなあと つくづく感じるこの頃です
私は打擲されつつの子供時代に戻って自分自身を抱きしめ慰めたいです
しかし 時は流れました 母には母の考えがあったのでしょう


ずいぶん月日がかかりましたが もういい 母よ 許してあげる
恨まないよ ありがとう


そして やっと 「母の支配からの卒業」ができたと感じます
卒業証書は「今の私」です




              母よ





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