オシツオサレツという動物

これは井伏鱒二によって訳された双頭の動物のこと。本の中で出自を語る。「アビシニア種の小カモシカと、アジア種のカモシカが母方の親類でございます。また、父の曾祖父は一角獣の者でございました。」「ドリトル先生アフリカ行き」岩波・360度の視野を保証されたお陰で敵に捕らわれにくく密林の中で静かに生き続けることができたらしい。しかも一方の頭で考え、もう一方の頭は食べることに使うため「物をほおばり話すというそんな失礼」をしない、たいへん行儀のよい動物となった。この双頭の動物の姿は、佐々木マキ著「ピンクのぞうを知らないか」に載っているそうである。それにつけてもパソコン恋しのEPOMである。あと10日はかかるだろうか。早く帰って来ておくれ。。