開かずの踏切

悪名高きでもなく、ただただ諦めの小田急線の開かずの踏切が地下工事が完成したとニュースで伝えていた。なにしろ60分の内50分はカンカンと遮断機が下りていたというのだから呆れるやら気の毒やら。家の近くの権兵衛踏切だって5分足らず待つことがあるとゲンナリする。しかしただ立って通過する電車を見つつ居る訳ではあるまい。本を読むか、ワンセグでテレビを見るからスマホで気を紛らわすか。さて回送電車について興味深い文があったので引く「問い合わせの結果は意外なもので回送車のダイヤは部外者には秘密という。しかし回送の本数は教えてくれ上下線合わせて70本近く!回送車の魅力は部外者秘ダイヤグラムに沿った隠密行動の気高さとは裏腹に急ぎの客には何の役にも立たずしかも役立たずだと思われること自体に仕事の意義がある。義務づけられた余裕とでも呼ぶべき甘美な倒錯が、ここにはあるのだ」云々…。さて50分待つ必要の無くなった人々には何がもたらされるのだろうか。朝寝坊?いいな朝寝坊いいなぁ!様々な余裕とストレス無しの朝だ。