「 旅愁 」

昨夜テレビで由紀さおりさん姉妹が歌っていた


    ふけゆく秋の夜 旅の空の 
    わびしき思いに一人悩む
    恋しや故郷 懐かし父母 
    夢路にたどるは 郷の家路
    更けゆく秋の夜 旅の空の
    わびしき思いに一人悩む


    窓打つ嵐に夢もやぶれ
    遥けき彼方に心まよう
    恋しや故郷 懐かし父母
    思いにうかぶは杜のこずえ
    窓打つ嵐に夢もやぶれ
    遥けき彼方に心まよう


オードウェイの詩  犬童球渓(いんどうきゅうけい)訳

元の題は「家の母を夢見て」 「旅愁」と訳すとは素晴らしい
一緒に歌いながらこみあげるものがあった 夫もそのようだった
私達は流れゆく者として今も旅にある そう思う






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