2014-07-02 言いようもなき虚無という怪物が 日記 高嶺にはあらざる花に誘われて ゑぽむ 線路に添って咲く白く可憐な花を摘みたかった 「侵入禁止」は知っている それでも かがみこむ自分をそこに見出す 何事も思うようにはならぬ ほしいモノは手に入らぬ それらが思う存分にできるのは「権力」を持った者だけだろう 彼の演説はいつも同じに聴こえる 「わたくしは日本国の総理大臣として云々」 同様のフレーズだけが際立つのみで内容が伝わってこないのだ 礼讃者が誰かをみはなす時 読者が作家を忘れる時 国が民を物とみなす時 不安は不穏となり姿を現す ・