母親であること

幸いなことには母親という者になれたのである

太郎は一時期心配したけれど 婿養子に行ってくれて安心

義父さんと時々険悪な雰囲気になるそうだけれど

それも家族になったからということだ。

次郎のことは心配で不安だけれど なんだか親子で楽観している

何の根拠もなくなぜか良い方向に行っているような気がする。

マザーテレサの言葉

「祈りは人間と神とのすばらしいふれあいです」

なんて深い優しさに満ちているのだろう

わたしは祈る ただひたすらに祈る

そして亡父母に毎朝「ありがとう」と声に出す。

私を母親にしてくれてありがとう

わたしを産んでくれてありがとう

さまざまを教えてくれてありがとう

何があっても私は亡母と同じ母親だということが嬉しい





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