痛みということ


   夫は痛いということを知らない人である
   例えば「棘がささっていたい」「食い過ぎで腹がいたい」
   「他人の言うことが片腹いたい」など こういう痛さはあるが
   頭痛も知らない
「なんだ?頭をぶん殴られたような感じか?」
   そんなことをいうのである
   虫歯も一本もない
   まあこれまで60年以上健康でいられたということで
   ありがたいことではあるが
   友とするにはわろきものに属すると思う
   それがである
   昨日の朝のこと いつものように出勤の支度をしていて
   急に「痛てて 痛てて! 痛た!!!!」っと
   声をあげた 腰が痛いらしい・・・
   私はぎっくり腰も腰痛も知っているから痛みが解るんである
   おまけに頭痛もちだから鎮痛剤の用意はある
   二錠出して「呑んでみて」というと
   「そんなもの呑みたくない」という
   いいから!のみなさい〜! 治るから!
   押し問答の末にしぶしぶ呑んでしばし・・・
   歩けないから会社を休むと言っていた人が
   「治った 会社行く」とさっさと行く準備
   初めて呑んだ鎮痛剤は効き目絶大
   


   新橋駅からのメール
   題・感謝
   本文・無事到着 感謝感謝  MARUO


新盆の疲れがでたのだと思う
   お母さんんが逝って心の痛みも解かったしね