最近読んだ本
中央の「しっかりものの老女の死」はブックオフで買い
両脇は北鎌倉駅前のスーパーたまごやさん「ご自由にお持ち下さい」より
面白かった 「しっかりものの老女の死」はアガサ・クリスティみたい
そして「妖しき魔女の抱擁」は装丁がちょっとだけど血沸き肉躍った
ちょっと 抜粋
わたしは腹を立てると頭の中で想像の会話を始める癖がある
それもいざというときに使いたいのに肝心なときには
出てこない ぴりっとした辛辣な言葉を使って
そして時として頭の中の会話に夢中になりすぎて
まわりのものが何も見えなくなってしまう
昔の私にそっくりだ しかし近年 近年である!
ばしばし言うようになってしまった 黙っちゃおれん
夫に「私を甘く見ないでね」と言ったら
「いえいえ〜 EPOMちゃんを甘く見るなんて おお怖い」と言いおった
カッカッカっと声高く笑った 無声哄笑ね
言うではないか 本の中に自分に似た人を見つけた時ほど
嬉しいことはないと
・