ひとすじ別の道を歩いてみた

        

        

        たおやかなお姿の弁財天さま 美しや


        

        きりりとした赤い芽は寒をあびている



        

        要塞のようなお宅 花が飾ってある松の内


我が家のドアには鍵が二つ付けてある
「何から何を守りたいの?」と気の利いた知人に訊かれたことがある
返答に窮した ただの怖がりなのよ そう言えなかった
何が怖いのか 鍵を二つかけてロックして・・・
社宅時代の夏は開け放っていた 風通し良く
冬は鍵をかけなかった 息子等がいつ帰ってきてもいいように




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