華麗&加齢考



ある時 足が痛くなって近くのクリニックに行った
まだ五十代になったばかりだったのに
医者は私の顔も足も見ずに「加齢でしょうね」と言い
「一応レントゲンを撮りましょう」だと?!
そしてX線写真ばかりに見入りながら
「どこもなんともないから痛くないでしょう」ときた
ムッとして
「先生、痛いから来たんですが」と言い帰ってきた
それはないだろう じゃ何のために開業してるんだ
もらった湿布を貼って「効くのかしら」とうんざりした
それっきりそこのクリニックには行っていない

加齢は誰でも毎年積み重なる年輪みたいなものだ
そう簡単に言うな! カレーじゃなくてシチューでもいいだろうよ


さてロココは華麗のみにて内容空疎などと言われるが
そういう加齢者がいることは居る
半数はそうかもしれない
交通ルールを守らないゆえの事故
公営プールでドボンと飛びこむという不作法者
電車の中 大声で携帯電話する老人
近所迷惑をものともせずにジャンジャン楽器を鳴らす人
数え上げればきりがない


私はといえば人間が出来ているのもだから!(−−〆)
趣味は短歌と俳句もどきと読書と物作り
音もしないし自己完結だ


なんでも自由にしてもいいのだとはいえ
ルールは守らねばならぬ
モラルである いい歳をした人の「親の顔が見たい」
そうならぬために日々を学びの場として生きたい


英語にsnobというのがある
いわゆる似非紳士のことだが
まさにぴったりの人に出会った び〜っくり!


まあ 世の中 ニュースではおっかなくて字にするのさえ
はばかられるような事件が多発している
50代のストーカーやら70代のサギとか
女はもっと恐い もう書けない。。。降参


豊かに歳を重ね誰とでも対等に接することのできる
品格と品性をもちたいものだ





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