桑の実から繭へ

線路傍を歩いていると赤い実が!
なんと懐かしい桑
鎌倉の駅の間近は桑畑だったのかしら


        

       懐かしの桑の一枝お蚕さん   ゑぽむ

      


そして 心づくしが贈られてきた


                        

       繭玉のやふな枇杷の実賜った   ゑぽむ



こうして思い出と幸せはつながる不思議
すべてのことには訳がある
ほら 気をつけてごらん ちゃんと教えてあげたでしょう
そんな声が空から降ってくる
私は掌にいっぱいのみずみずしい果物をいただいて想う


   枇杷はめば子どもおもほゆ・・・と


   ましてしのばゆ・・・と


   遠き子よ 母は お前を想っているよ





              ✿