本日は題名なし

わたしの姿勢としては
ブログにあまり尾籠なことを書くのは避けたいのだが
気の毒ながら勇気あるエピソードを
帰宅した夫が話してくれたので アップする次第である

電車が某駅で停車しようとした刹那
「痴漢です!」と声がした 落ちついた声だったそうだ
ドアが開いてがっちりした体格の男性が学生風の男の
首根っこをがっちり捕まえて
「駅員さん 痴漢です」とホームに連れ出した

夫は 痴漢に遭った女性はどこかとさがしたが見当たらない
なんと 痴漢に遭ったのは男性だった
たった一度のことではなく 我慢の限界がきての行動だったのだろう

「よく言ったなあ」とみんな感じたことだろうとは夫の弁


しらべてみると 痴漢に遭うのは(女性)から(人)に書き換えられた
そういう記述があった
罰則は同じである 著しい恥辱を受けた場合は男女は問わない


この分では女性が女性にという事態もあるのではないか
おそらくあるだろうが言いだすことは難しい
「なんなのだ すっごく不愉快だ」そうして諦める


勇気ある男性の行動を賛辞したい
彼はその日どんなふうに心を治めたのだろう


なんだか訳の分からないことばかりの世であることよ





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