猛暑お見舞い

 
 「猛暑のお見舞いを申し上げます」

 お葉書を頂いた

 手にするとアチチチチ・・・

 下さった方は松風お姉さんなのだが

 半死半生状態なそうである

 私のお見舞いはかき氷にしようか雪にしようか

 奥方様にはこも包みの雪でしょう

 ジャージャージャージャー蝉が鳴きしきる

 赤いトンボもキシキシとんでいる

 冷蔵庫で冷やしたメロンをお届けしようか

 などなど言いながら

 はがき一枚書く気にもならず叱られそうである

 お許しください




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