義母の命日

郡山の亡母の命日だなぁと思っていたら夢を見た

三月に亡くなった義父も出演

アベックの夢というところ

昔々飼っていた黄色と水色のインコもさえずっていて

父母は今の私たちよりも若くはつらつとしていて

笑い声の楽しそうなことには嬉しくなってしまった

目が覚めてもその気持ちは続いていて

久しぶりにゆっくりと実家を思い出していた

朝食時に夫に話すと 返事がなんだか鼻声になっていた

知らんぷりで食べながら

あぁ この人も歳をとった 私もそう・・・

夢の中で何もかもが新しく輝いていたことを

記憶の真実と呼ぼうと思った 

インコたちは可愛かった

義父の与える白菜の白いところをかじりながら

日差しの中に幸せに生きていたね

そして私の夢の中に出てきてくれる

父母は何をしていたのだったろうか

ただ笑顔で居た 夢のありがたさ

お父さん お母さん ありがとう






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