母の哀しみ

   


この本は10年ほど前に太郎が私に教えてくれた本である
「お母さん 好きだとおもうよ」と
でもお母さん漫画はダメなのよ 読めないのよ
「あぁ慣れれば大丈夫だよ 合うと思うよ」
そしてネットで購入した


なぜこれを私に読むように言ったのだろうか
漫画の見方が苦手な私に薦めたのだろうか
これは文学なのであった


じっくり眺め読みながら わかった
そして哀しかった
どうして太郎はこの物語に共感するのか
どうしてお母さん読めよと言うのか


こういう経験は二度三度と重なった
哀しく嬉しかった 母の哀しみ


本の話、好みは太郎と合う
話は夫ともできる 次郎ともできる
姉達も本好きだが薦めてくれるまでではない
本好きの友達は居ないけれど
ブログの友人のなかにはいる
金魚さんには作家を教えていただき作品をたくさん読んだ
yuriさんとも本の感想に関して美妙は差異を語り合ったこともある
嬉しきかな 人生である