差別

         



結婚する前であったが夫が「橋のない川」読んだ?と訊いた
ううん・・・ 読んでみた 6巻くらいの本だった
衝撃だった 泣きそうになった
夫は「誰の心にもあるんだよ そういうもんだよ」と言った


今日のこの本が100円になっていたので買って読んだ
若い時とはまるで違う衝撃と諦観が私を訪れた


「恋しくばたずね来てみよ和泉なる信太の森の恨み葛の葉」
有名な歌だがその意味が歴史の変遷によって変わっていった事実も知った


今は東北が差別の対象になっている 愚かなもの人間よ
誰もその立場になることを想像しない  私もその一人なのである