わが青春の小松左京


小松左京さんが先月26日に亡くなった
晩年は気力を無くしうつ病に罹っておられたそうである
お元気なころは一日三箱の煙草を吸い活力に満ちていた。


私は女子校であった 男子校でも同じだと思うが
女らしい人男らしい人 男っぽい人女っぽい人・・・
彼女は中性的な人だった 一学年違えばお姉さんという感じがするものだが
彼女にはそういう雰囲気も無かった いつも文庫本を読んでいた
「橋本さん 何を読んいらっしゃるんですか?」敬語である
「あ? あなたに合うと思うわよ 貸してあげる」
小松左京の「ウィンク」それが私がSFに出会った最初だった
面白い! こんな世界があるんだ!
それからは小松左京 筒井康隆 星新一 にとっぷり


小松左京氏の「復活の日」「さよならジュピター」ほか多くの作品
日本沈没」は映画にもなった 見た
SF作家は未来を予見すると言われるが
いまそのような有り様である 氏はどのように感じておられたのだろうか



       義母の新盆に行ってきますので
       3.4日留守にいたします。