Hatena今週のお題「おすすめ本」

       


ドウス昌代著「イサム・ノグチ」お薦めする本である
過去に偉大な業績を残した人々が何人も登場する
誰でも知っている名前が次々に出てくる 
とにかくご一読をお薦めするものである


私は本を読むとき一気に読み進み何も残らずフッと息を吐くものと
読みながら度々 付箋を貼っていき後でノートに書き写すものと二つに分かれるが
イサム・ノグチ」は実に後者であった 


ご存知の方もいらっしゃるかも知れないが
広島の平和の像は今の姿でどなたの作かはわからないが
「野口勇」「イサム・ノグチ」が創る候補に上がったという事実がある


彼の父親は野口米次郎という詩人であり
北鎌倉円覚寺の帰源院に夏目漱石と共に創作にうちこんでいたという
初めて知った事実であった
イサムと父の確執は深いものであったが彼は父の交友関係を
半ば利用しさえする・・・・・
母親への愛情 差別の苦悩 創作の懊悩


機会があったら「イサム・ノグチ」に会っていただきたい
そしてドウス昌代という作家にも。