本の話

活字中毒のEPOM 片時も本を手離せない 
一人の作家に執着する癖ありで 読み尽くして次をせっつく状態
でも「これはすごいぞ」に当たったとたんに興味を他の作家に移す
男を振ってるいい女気どりだ(';')


例えば今人気の東野さんなら「白夜行」で最終
篠田節子さんには「弥勒」でぶっとばされたっけ
宮部さんは「蒲生邸殺人事件」が一番だったから あとはおぼろ
帚木蓬生さんは失礼ながら当たり外れがあったが「開放病棟」が一番
「国銅」も読みごたえ十分だった
私を導き20代からバイブルだった曽野綾子さんは老いてしまわれた
朝日新聞に連載一年だった「神の汚れた手」は私を捕え離さなかった
以後は全部読んだ 一番冊数が多い


今は1970年代生まれの作家に注目している
私の息子たちの年代だ
光り始める人たちなのだろうし底光りする重鎮になれよと願う


時おり来る太郎からの推薦図書メールは嬉しい
おおっ! 早く教えんかである


子供時代は「ノンちゃん雲に乗る」大人のお話だったな SFだった
著者 石井桃子さんは私の幼稚園の創立者と懇意だったのだと知る
レ・ミゼラブル」  中山恒著「サムライの子」これは大切
太宰治の「女生徒」は大好き 今でも空で読み上げられる
伊東左千夫「奈々子」「水害雑録」「野菊の墓


読み終えたのは 日野啓三さん「光」実に印象的「ベトナム報道」
今日からは舞城王太郎さん メフィスト賞の作品


はっきり云って本を読まない人の気がしれない私
義妹には「私ね本を読む人きらいなの」と云われた さもありなん