愛染寺


        

     愛染明王は3.11でも動かずにおられたそうである
     まわりは全部倒れ線香の灰と華の水が泥のようになり
     金の飾りは落ちてバラバラになったという
     和尚様の息子さんが直したそうで欠けたところが随所にあった


        

     耳慣れないお経だったが一周忌法要では
     般若心経が聴きとれた
     あとで伺うと仏教は般若心経が基本であり
     それをいわゆる時に応じてアレンジするのだそうだ
     


昨日春子姉さんから電話があり父が帰らずに居てくれと言ったことを
伝えると笑うのだ そして義妹に伝え 再度電話してきた
「え? それでもEPOM姉さんは帰っちゃったの?」とのこと
当たり前である 私は私が大切だ おじいちゃんの私ではない
夫の私なのだ 私の私なのだ
それにあれほど大変そうに杖をついていたのが
私たちが帰ったあとに弟が行ってみたら杖なぞ片づけてあったそうだ
一安心と「なぁに・・?・・・」
まあ 解からなくもない
しかし距離は必要 一時間で行けるのだから大丈夫
夫の父親だもの 
あぁ まだ引きずっている 自然当然必然だわ