日々感じること

実にきな臭い此の頃である
内外ともに何かから目を逸らそうという意図をもっての
作意的なものが感じられ不安である
昔ならば即戦争勃発というような出来事がニュースで語られながら
合間々にノーテンキなCMが入って時間をつなぐから嫌になってしまう
コメンテーターという人達はけっして意見は言わない
ならば何故に並んで座しているのだ
スポーツも芸能も利用され彼らの努力を空しくする


今「スギハラサバイバル」という本を読んでいる
著者はNHKのワシントン特派員だった手島龍一さん
どのような出来事も静かな口調で淡々と伝えていた
彼の顔を憶えておいでの方は多いだろう
昭和24年生まれとのこと 思っていたよりずっとお若いのだった
理知とは年齢を上に感じさせるのだろうか