2012-10-05 かけがえのない宝物 日記 昔かけがえのない宝物を授かった日 太郎が私のかいなに抱かれた日 あの何ものにもたとえようのない愛しさは 過ぎし日に変わらないが 今は思い出の中にセピア色にくすんでいる 妻を愛せよ わが身を愛せよ 人に優しく 思いやりをもって尽くせよ ひたすら やがて二人の元に かけがえのない宝物が舞い降りるだろう その子を 愛しみ育てよ やがて去って行くまでのひとときを厳しく慈悲深く育てよ 守られし子の幸いを祈り想えよ たくましく行く背中を二人静かに見つめる日まで 吾子よ 愛しの汝よ ・