マリーアントワネット展

知人に無料チケットをいただいたので それではと出掛けた
何年か前に見た時はマリーアントワネットの小さい息子の服が展示されて
それがとても哀しくて「見なければよかった」と後悔し躊躇ったが
企画の違いでこうも印象が変わるものかと感心しながらの見物となった
母親の慈愛に満ちたアントワネットのイメージが全面に出されていた


撮影許可のあるコーナーがあったので撮ったドレスとかつら


      


      


帆船をのせたかつらは可笑しさを通り越して滑稽だ
レプリカがあって それをつけて記念撮影している方が居て
あらまあ・・・気が知れないというのが私の本音


印象的な小さな革の小箱があった 当然ながら職人の手技の素晴らしい事
それは「付けぼくろ入れ」だった
当時流行ったのは映画や小説で知るところだが
肌色の白さを引き立たせるための小道具であったということ
黒い生地と小さなハサミや糊がセットで入っていたのだという


マリーアントワネットが後ろ手に縛られて刑場に入るところの絵は
慄然とする 彼女の横顔は毅然としており姿勢はスッと優雅だ
37歳の生涯 フランス革命
あまりに有名なのでこの話はここまで。




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