このごろ読んだ本 「水神」は読み進むのに苦しくて難渋
   よくぞ書いたりと著者を絶賛なれど 苦しき読み物


   

  「荒蝦夷」は生まれ故郷の近くが戦場であった昔物語
   知った地名が随所に出てきて しかし戦の残酷は致し方なし

 
 「ふたつのものが身のなかでせめぎあっているように思われます」


 「ふたつのもの、と申しますと」


 「あらゆるものがふたつに割れ、あの者の内で刃を交えている。
 そんな気がいたします」


    
    印象的な会話を書き抜いた
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