2013-12-07 文庫本とコーヒー一杯 本 なんといってもこれが一番のたのしみ 物語の中にとっぷりと身を沈めて 肩まで? 頭まで! 本の中に入り込んで登場人物と行動を共にする 背後の緊張感がたまらない 何重にも表現力をもつ作家は魅力的 彼等の旅と取材とおびただしい量の資料と そしてなによりも その臭覚の鋭敏さ すばらしいなと思う 一家を成すとはそういうことだ コーヒー一杯で80分 夢から醒めたように外に出る どちらが私の世界か一瞬 解らない それも一興 長編小説の人生の中の短編の夢 ・