ラブちゃんのハート

きくしゃんはラブちゃんとハーちゃんが一緒だった
頬っぺとかかとが同じ柔らかさという奇跡の一瞬
笑いかけると天使の頬笑みでかえしてくれた

　　　　　　　　

さすが　おのこずっしり重く握りこぶしの力こぶ
食欲いっぱいの　透明なる清潔なよだれタレタレ気持ち良し

きくしゃんがお祖母ちゃんになって私は嬉しい
ただのお婆さんではないからだ
サダコお母さんは曾お祖母さんになった　祝いの膳である

でかしたねラブちゃん　きくしゃんの娘さん　美人さん
お母さんが美人というのは得であろう
ハーちゃんはうんと得をするだろう
「キミのママきれいだね　遊びに行っていい？」
こんなふうに広がる友達の輪

ラブちゃん　ママってたいへんな事業だけれど
うんと頑張って下さい

あぁ　いつになく前向きな心なり
幼子から伝わってくる力　大きいなあ

きくしゃんは海外旅行みたいな大きなカートを引いて
改札に入り手を振って笑っていた

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