福島潟へ

        

        白鳥を撮る姉様の雲雀色   ゑぽむ
 
 瓢湖から田んぼの落穂を食べに降りたった白鳥たち
 水面に浮かぶ姿とは違う 優雅さは半分になってよちよち可愛い
 灰色の子白鳥に引率の母鳥は威風堂々
 俳句もどきの「雲雀色」は姉様のダウンの紫色 いわずもがなかな。




        

      何もせぬ言うておるのに逃げて行く   ゑぽむ
 
 とかなんとか言っても傍に来たら撫でてしまうだろう
 郡山の実家の傍の善宝池の白鳥にはもう会えない
 従兄弟か従姉妹かもしれない よろしく伝えてねとテレパシー




        

      福島潟きたし来たしと居るが居り   ゑぽむ

 
 どうしてもどうしてもこの景色の中に立ちたかった 念願叶った
 この地がずっと守られますよう このままでありますようと
 祈りを捧げた 
 私にとって鳥の姿は遠くてよし 空高くありてよし
 オオヒシクイの糞を見た 翼を広げると2メートルはあるという
 したがって実に立派な糞だった 感動である




         

       水に木に在りしものみな燻されて   ゑぽむ
 
 守番のおじ様がいらして囲炉裏を囲み皆さんが優しくて
 お漬物、柿、焼き芋を下さった
 美味しいおいしい 遠慮なく頂く ほかほかのお芋
 ひんやりの大根漬け 甘い柔らかなあんぽ柿
 地にある私も燻されて一緒になった旅人である



 鳥の冊子を買い求めたのでじっくり見入っている
 あくまで遠く高く在るは必定 
 雨は薄い幕となりて幻想的であった


 燕三条にて集合ブログオフ会 キャンディズ もうすぐ冬ですね♪






                ♪