二人の女ホームレスもどき

昨夕 ギャラリーの撤収作業をした
それは大の得意であり 人の三倍速で為し得る!
オーナーが来た時にはほぼ完了していた


無論 田山さんの大きな画もさすがの早業で箱に入れられ完了
木彫の岩石のような鳩を豊島屋さんの社長さんに買っておもらいになったら?
香木だし芸術そのものなのだから・・・
しかし面識も紹介して下さる方もいないので持ち帰り


そんなこんなでオンボロ台車に積み込んで女二人で
動かし始めたら荷崩れである
疲れているのだ オーナーはげらげら笑いだした 可笑しい!
田山さんは荷造りなぞお出来にならない 見ているだけ。。。


早足なら5分のところを20分もかかってお店に帰り着いて汗だく
バスのロータリーを斜めに横切り 裏駅のタクシー乗り場も横断
「まるで女二人連れのホームレスが今宵の寝床を探すがごときね」と言うと
またまたゲラゲラの大笑い いいなあとうらやましい 私には無い笑いだ


しかしね 積んでいるのは宝飾品ですからね
そうだけれど とてもそのようには見えない
ちらちらこちらを見る方も居る


寒いのに汗だくでお店にたどり着き「あぁつかれたぁ〜!ね!」


もう5時 こんな夕方行動は苦手なのに興奮して感じない
ようよう家に帰り「ただいま」
夕食は夫が作ってくれていた ありがたい 嫁取りしたようだ
食べながら眠たくなった 疲労困憊である


二日間のお休みと思ったとたんに気がゆるんだ


さあ 直しに創りに専念できる ゆっくり読書もできる
日常に浸れる喜びも サプライズがあってこそだ


実に良き体験をした 学びの場をいただいた
世間知らずが世を ちょっぴり知った


ランチョンマットの世界の創造の世界から見たアートは
遠いようでいてすぐ近くにあったのだ


早朝覚醒しているここ4、5日
不安をかかえつつ跳ね返す手段も取得した


さあ 完全主婦をいたしましょう





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