次郎の風邪

次郎が入院した

実は心が風邪だったのが肺炎を併発していたのだ

でも軽いらしい ひと月程度で退院できるとドクターの仰せ

次郎の居ない家はひっそり淋しい

猫たちまでおとなしくなって寝てばかりいる

遊んでくれる人がいないから静かにお留守番といったところかな

今日は夫と一緒に病院に行く

着替えやおやつを持って そして猫の写真も忘れずに・・・。


次郎の心の過敏さは私という母親が育てたせいだろうかと

自分を責めた日々もあったけれども

人には一人一人の持って生まれた性格があるものね

ゆっくり構えて時薬を信じていこうと思う

いつかきっと社会復帰ができる

幸せな安心した心で過ごすことが出来る その日が来る

私と夫は全力を尽くして彼を見守るのだ

そして来たるべきその日を見るだろう 必ず!




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