商店街の猫逝く
いつも通る道沿い 眼鏡屋さんの招き猫君が
この旧盆に逝ってしまったらしい・・・というのは
15日に出かけて帰らなかったからおそらくそうであろうし
この道を通りながら可愛がって下さった皆様ありがとう云々と
店先のガラス戸にしたためてあったからの知らせ
いつもは外に出してある猫毛布が畳んでお店の中にあるのが
なんとも淋しかった
「ボクふれられたくないの」というセリフもあったっけ
そうそう 享年18歳だったそうで 猫の国にひたはしるはしる
途中にキュウリの馬とナスの牛と一緒であったろうかなあ
眼鏡屋の奥さんの横顔をちらりと伺い心で手を合わせて通り過ぎた
あぁ そういえば名前をついぞ呼んだことが無かった
ボクというから♂だと推察したまで
帰宅して我が家の猫たちにはこのことは知らせずにおいた
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