スイートピー

大林さんに色とりどりのスイートピーをたくさんいただいた

お花摘みに行ってらしたのだ

楽しい一日だったのだろう

大林さんの息子さんはダウン症

何年か前に

「あなたはお幸せよ〜」と声かけられた

私の方がどれだけ幸せなのか考えたが解らなかった

次郎と同じくらいの年齢で 大林さんによれば小学校5年くらいの知能だと

あれから何年も何年もお花摘みは続いていて

今年のはきれいなのよなどと言いながら下さる

次郎はお花摘みはよろこばないな 楽しまないな

同じなのは

年月が経って親亡き後をしみじみ考えるようになったことだ





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