読み終えた本


       


テンペスト」主人公の名前「真鶴」(まづる)が
沖縄の息子の妻の妹と同じなのであった
初めて会った時彼女が「私の名前は琉球王朝時代の名前なのです」と
言っていたのが印象的で読む気になった 4巻という長さも良い
読み始めるや(こんなことってある?)の連続なのだが
時代考証は確かでありなおかつ冒険活劇の面白さに
あっというまに読み終えた
知人がテレビで放映済みと教えてくれた そういえば宣伝を見たような・
しかし映像化しながら読む快感と得意技とはそれを超えていると自負



       


「一応の推定」主人公の誠実さ そして物語の構成の緻密さに感動
読み終えてあとがきで松本清張賞作品と知りおおいに頷く
これはお薦め本である


「こんこんさま」は北鎌倉が舞台の作品
駅の改札を出て右に曲がる・・・我が家の方向にて
どこだろう あの廃屋風な家かなどと想像しつつ読了
ありえるなあ・・・と本を閉じた

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