暑くって裸足で歩く砂の道


        

       この夏は皆サンダルの足さらし  ゑぽむ



なんと遠いむかしにビーチサンダルを履いただろうか・・・


いや 履いていない    ペタペタした裸足の感覚がイヤだった


ちょっといいもん買って履いたら  周りが気になった


茶店で双子のような夫婦がいて足までそっくり お揃いのサンダル


いい色に焼けていて 仲良く語り合っていた


「渚白い足出し」
と尾崎放哉の句を引っ張り出して


臆面もなく我が句も足も並べるずうずうしさ





       尾崎放哉の句  二句


        せきをしてもひとり


      仏にひまをもらって洗濯している


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